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多趣味が趣味♪

読んだり☆観たり☆感じたり☆
金城一紀『映画篇』
金城一紀『映画篇』
集英社 2007年7月30日発行

『ローマの休日』『太陽がいっぱい』『大脱走』『ドラゴン怒りの鉄拳』など、不朽の名作の力も借りて、映画がキッカケで出会った人々の友情や愛を描いた連作短編集。

映画篇
映画篇
金城 一紀

2008年本屋大賞にもノミネートされた本作、読み終わりました。

金城一紀の作品を読むのは一年半ぶりくらいで、
でも、文章が金城節で、初めて読んだ本なのになんだか懐かしい(笑)

まさしく「映画観たいなー」って気持ちにさせられました。
著者は本当に映画が好きなんだろうな。
『フライ,ダディ,フライ』を読んだときも思ったけれど。
(だってスンシンは『燃えよドラゴン』が大好きだった。もちろん私はその後ちゃんと『燃えよドラゴン』を観ましたヨ〜笑)

でも、あらすじであげた不朽の名作のうち見たことあるのは『大脱走』だけ。
『ローマの休日』だけでも近いうちに観たいものです。
観たことのある人はさらに楽しめたんじゃないかな。

5つの短編ですが、どれも心があったかくなる良いお話でした。
みんな状況は違えども、1本の映画でつながっている趣向も素敵。
それぞれの思いでスクリーンを眺め、またそれがそれぞれの思い出になるんだろうなー。
音楽もそうだけど、映画もどんな状況で観たとか、
後々になってその頃の状況や感情なんかも一緒に思い出す、そんなアイテムだと思います。

オススメ度『映画篇』★★★★☆

【ブログ内関連記事】
 ・2008年本屋大賞ノミネート作品。

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| 小説・エッセイ(金城一紀) | 23:22 | comments(2) | trackbacks(1) | - | - |
金城一紀『対話篇』
金城一紀『対話篇』
講談社 2003年1月30日発行

二人の男性の会話で進む『恋愛小説』『永遠の円環』『花』の
3つの短編を収録。
愛と死について語られる、静寂感ただよう物語。


疾走感満点の“ザ・ゾンビーズ”シリーズとは対照的にすごく静かな物語。
ただ、文章のそこかしこに金城一紀を感じました。

どれも心に残る話だったけれど、3篇目の『花』が特に良かった。
脳の中にいつ破裂するかわからない動脈瘤をかかえた主人公が、
25年かけて無罪を勝ち取った弁護士の先生からの依頼で、
東京から鹿児島までの不思議なドライブに出掛ける・・・。
弁護士先生が徐々に別れた奥さんのことを思い出していく様が感動的でした。

不思議に思ったのは3篇を通して『SPEED』に出てきた谷村教授が出てくるのだけれど、出版年を見ると『対話篇』の方が2年も前。
特に『永遠の円環』なんて彩子さんも出てくるし(一瞬ゾンビーズのメンバーも出てるかと思って期待しちゃいました)、とても無関係とは思えないのだけど、作者はどういう順序で話を考えたのかとても気になるところです。

オススメ度『対話篇』★★★★☆

【ブログ内関連記事】金城一紀作品
 ・『レヴォリューションNo.3』
 ・『FLY,DADDY,FLY』
 ・『SPEED』
 ・映画『フライ,ダディ,フライ』

【ブログ外関連記事】
 ・AOCHAN-Blogさん

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| 小説・エッセイ(金城一紀) | 20:18 | comments(0) | trackbacks(1) | - | - |
金城一紀『レヴォリューションNo.3』
金城一紀『レヴォリューションNo.3』
講談社 2001年10月1日発行

オチコボレ男子高生が結成した“ザ・ゾンビーズ”の目標は、
やんごとなき筋の子女たちが通う女子高の文化祭に潜入し、
その優秀なDNA獲得に成功すること!(いわゆるナンパ!?)
それも今年で3年目の挑戦・・・!
果たして作戦は成功するのか・・・!?


レヴォリューションNo.3
レヴォリューションNo.3
金城 一紀

ザ・ゾンビーズシリーズの第1巻。
あべこべな順番で読んでしまったので、
初めて設定がわかったところも多かった。

だいたい、何故“ゾンビーズ”なのかという由来を初めて知った。
(从甲佑脳死判定が出てしまう血圧ほど低いということ。
∋Δ靴討盪爐砲修Δ發覆い海函
という2通りの理由があるらしい。
なるほど〜・・・・・。
「君たち、世界を変えてみたくはないか?」という、
なぜゾンビーズが結成されたかというエピソードも入っているし。

『SPEED』では亡くなってしまっていたヒロシがまだ生きていて、
「俺はシュショーになる」というセリフももちろん出てきた。

この本から読んでいたら、また彼らに対するイメージも違ったことだろう。
なんせ一人称が南方くんだし。
「ちょっとカッコ良過ぎ?」な彼らが等身大で描かれている感じ。

しかし、文章的にも、ストーリー的にも、
この後に出版された『FLY,DADDY,FLY』『SPEED』の方が
私は上手いように思った。
この本は3編の短編からなっているけれど、
長編の方が話にふくらみがあって面白いし(まあ、話がデカくなっていると言われればそれまでだけど)、
やっぱり文章が上達したんじゃなかろうか?
続編の方がさらっと読めた。

でも、ゾンビーズファンには必読書!
いろんなエピソードで楽しませてくれました。

オススメ度『レヴォリューションNo.3』★★★☆☆

【ブログ内関連記事】
 ・金城一紀『FLY,DADDY,FLY』
 ・金城一紀『SPEED』
 ・映画『フライ,ダディ,フライ』

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| 小説・エッセイ(金城一紀) | 20:53 | comments(0) | trackbacks(1) | - | - |
金城一紀『SPEED』
金城一紀『SPEED』
角川書店 2005年7月1日発行

女子高生岡本佳奈子の家庭教師、上原彩子が突然自殺した。
「彩子さんが自殺するはずない!」
彩子の死を不審思った佳奈子は、彩子の大学の友人・中川に相談を持ちかけた。しかし、その帰り道、佳奈子は男たちに襲われて・・・!


SPEED
SPEED
金城 一紀

『FLY,DADDY,FLY』に続き、
スンシンや南方たち“ゾンビーズ”が活躍する青春小説。

いや〜、面白かったてれちゃう
『SPEED』っていうタイトルだけあって、疾走感があって一気に読んじゃいました!
ところどころに、前回からのファンだけにわかるように
小ネタが仕込んであるのもいい!
(もちろんこの本だけ読んでも話はわかるけれど)
「なんだ、お前も見てないのかよ『燃えよドラゴン』」
というスンシンのセリフに思わずニヤニヤしちゃいました。

今回の主人公は名門校に通う女子高生。
前回主人公の娘が通っていた高校がまたもや登場です。
舞台はとある超一流私立大学。
学園祭の裏にはいったいどんな野望が渦巻いているのか!?

おっさんでも飛べた前巻。
女子高生も飛べ!な今回。
「当分のあいだは頭で納得できても心が納得しなかったら、とりあえず闘ってみろよ。こんなもんか、なんて思って闘いから降りちまうのは、ババアになってからでいいじゃねぇか」
青いな〜と思いつつ、高校時代を懐かしく思い返しました。
大人になると楽に生きられるのは、闘わなくなるからか・・・、
と思わずしみじみ・・・。

スンシンたちはついに卒業しちゃったけど、
続きはもう出ないのかな?
また次も読みたい!
この本も映画にしたら良さそう!
もちろん、スンシンは岡田准一でよろしくイヒヒ

オススメ度『SPEED』★★★★★

【ブログ内関連記事】
 ・金城一紀『FLY,DADDY,FLY』
 ・映画『フライ,ダディ,フライ』

【ブログ外関連記事】
 ・おいしい本箱Diaryさん

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| 小説・エッセイ(金城一紀) | 16:24 | comments(2) | trackbacks(7) | - | - |
金城一紀『FLY,DADDY,FLY』
金城一紀『FLY,DADDY,FLY』
講談社 2003年1月31日発行

鈴木一(スズキハジメ)の高校生の娘は見知らぬ男子高校生に殴られ、恐怖のため外に出られなくなる。
怒ったスズキは、加害者の少年の高校に包丁を持って乗り込んだ。
「石原を出せ〜!!」
しかし、そこは加害者・石原のいる高校ではなく、
200M離れた別の高校。
しかも、校門の前、ゆっくりと現れた朴舜臣(パクスンシン)に一発でのされ、気絶してしまう。
「包丁なんかもってやってくるのは、弱虫だ」
スズキはスンシンの仲間たちに乗せされて、
石原を素手でやっつける特訓を始めるが・・・。


映画『FLY,DADDY,FLY』の原作。

フライ,ダディ,フライ
フライ,ダディ,フライ
金城 一紀

映画の原作と言いつつも、脚本書いたのも作家本人のため、
話の雰囲気はほとんど変わっていなかったし、
エピソードが少し変わっているところもあったけれど、
ポイントになる台詞はほぼ同じ。

金城一紀の作品は直木賞受賞の『GO』という小説を途中まで読んだんだけれど、全然私にとっては面白くなくてこの人の話はもう読まないかなーと思っていただけに、映画を観た後原作者を知って驚いた。

他の人の感想を読んでいると、
映画の岡田准一のスンシンは原作に比べると線が細いんじゃないか、
という意見もあったけれど、
小説の中のスンシンも私は決して大人び過ぎた力強い高校生、というわけではなく年相応の繊細なところのある男の子に思えた。
(まあ、岡田准一自体がすでに高校生ではないんですが・・・)
だいたい、「なんだよ、観たことねえのかよ、『燃えよドラゴン』。テンション下がるよなぁ・・・」なーんて言っている時点でまだまだ子供なのだ。

オチコボレチームの山下くんは映画より更にいい役回り。
最後の決戦で鈴木一に勇気を与えたのは彼だったのか・・・!

おっさんだって飛べるのだ!という一冊。

オススメ度『FLY,DADDY,FLY』★★★★☆

【ブログ内関連記事】
 ・映画『フライ,ダディ,フライ』

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| 小説・エッセイ(金城一紀) | 17:45 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
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