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読んだり☆観たり☆感じたり☆
上大岡トメ&池谷裕二『のうだま』

上大岡トメ&池谷裕二『のうだま〜やる気の秘密〜』
幻冬舎 2008年12月10日発行

三日坊主にならない秘訣集、みたいな感じ。
ヒトが三日坊主になるのは“マンネリ化”する脳のせいだから、
その人がダメってわけではなく、
やる気スイッチを上手く押してやることが大事、というお話。

三日坊主にならない秘訣は、
そんなに目新しいものはなかったけれど、
「わかるわかる」という納得の方法でした。
ご褒美あげるとか、仲間を巻き込むとか、褒めてもらうとか。

「そうだったのか」と思ったのは、
「身体を動かしてやる気スイッチを入れる」というもの。
私、かなりの出不精なんですが、
出かけてしまえば、「出かけて良かった!」っていつも思うのは、
やる気スイッチ入る行為だったんだな、と。

身体を動かすのと同じで表情も
「楽しいから笑う」のではなく、
「笑うから楽しくなる」っていうのもわかります。
接客業って裏で色々怒られて凹んでも、
表に出てしまえば無理にでも笑顔になるから不思議と浮上できるんですよね。

そして、続けたいことを「習慣化」してしまえばこっちのもの!
私のブログみたいなものだなー(笑)
3日くらい更新しないと落ち着かなくなる(笑)

まずまず面白い本でしたよ♪

オススメ度『のうだま』★★★☆☆

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| 小説・エッセイ(か行の作家) | 21:30 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
岩井志麻子『黒焦げ美人』

岩井志麻子『黒焦げ美人』
文藝春秋 平成14年9月30日発行

大正初年の岡山。妾稼業の姉の家には近在の高等遊民たちが集って、優雅なサロンのような様相を呈していた。しかし、ある夜、姉は惨殺された。それも、全身を黒焦げに焼かれて…。田舎に広がる波紋、そして意外な犯人像!岡山で実際に起きた猟奇事件に取材した、岩井版「冷血」と呼ぶべき力作長篇。(「BOOK」データベースより)


岩井志麻子、3冊目です。

誰が犯人なのか、という物語ではないところがミソですね。
何が真実なのかなんて、見ている方向が違えば変わってしまうかもしれないし。
うん、面白かったです!

明治・大正・昭和初期までの、
確かに同じ国なのにどこか遠い国のような、
そんなムードが好きです。

岩井志麻子のネットリとした文章にとても良く似合う。

オススメ度『黒焦げ美人』★★★★☆

【ブログ内関連記事】
 ・岩井志麻子『女學校』
 ・岩井志麻子『ぼっけえ、きょうてえ』

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| 小説・エッセイ(か行の作家) | 23:03 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
海堂尊『ナイチンゲールの沈黙』
海堂尊『ナイチンゲールの沈黙』
宝島社 2006年10月21日発行

東城大学医学部付属病院に勤務する看護士・浜田小夜。
彼女の担当は眼球に発生する癌を患った子供たち。
しかもその一人である瑞人の父親は、息子は治療を受ける必要はないと病院にさえ顔を出さない。
手術の承諾を得るために小夜は父親に会いに行く。
しかしそんな最中、瑞人の父親は殺害される・・・。


ナイチンゲールの沈黙
ナイチンゲールの沈黙
海堂 尊

前作『チーム・バチスタの栄光』のつづきということで、
期待を込めて読んだんですが・・・。
田口先生も白鳥さんも出てくるんで、
同シリーズであることは確かなんですが、
なんかねーーーおもしろくなかったーーーーー!!!

バチスタが面白かったせいで、期待しすぎちゃったんでしょうね。
事件勃発までは普通に面白かったんですよ。
でも途中から「え、オカルト・・・?」って話になっちゃって。
医学を超えてしまったよね・・・。

私だいたいこれは面白かったなーって作品に出会うと、
その作者の本をもう一冊読むんです。(あたり前かもしれないけど)
そして2冊目でコケちゃう作家って何気に多かったりするんですよね。
私の感想文の最後に「別の作品も読んでみよ」って書いてあって、
その後全然レビューに載ってこないのは、
実は途中まで読んで、2冊目読み終わらなかったっていうことも多いのです。

まあこの話は最後まで読みきれたっていうことは、
まだ良かったのかもしれないけど・・・。

あと今回、個性溢れるキャラクターが多すぎてしまったってことも、
読み口を微妙にしてしまったもうひとつの理由かも。
前作はとにかく際立った白鳥さんの印象が、ほぼ今回はないの。
ただのうるさいオヤジって感じになっちゃって。
痛快さがなくなっちゃったんだよねぇ。

期待が大きかった分、なんか凹んじゃったよ・・・。

オススメ度『ナイチンゲールの沈黙』★★☆☆☆

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| 小説・エッセイ(か行の作家) | 23:11 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
海堂尊『チーム・バチスタの栄光』
海堂尊『チーム・バチスタの栄光』
宝島社 2006年2月4日

東城大学医学部付属病院では、心臓移植の代替手術であるバチスタ手術の専門チーム「チーム・バチスタ」を作り、次々に成功を収めていた。ところが今、三例続けて術中死が発生している。しかも次は、海外からのゲリラ少年兵士が患者ということもあり、マスコミの注目を集めている。そこで内部調査の役目を押し付けられたのが、神経内科教室の万年講師で、不定愁訴外来責任者・田口と、厚生労働省の変人役人・白鳥だった……。(出版社 / 著者からの内容紹介)
第4回このミステリーがすごい!大賞受賞作。


チーム・バチスタの栄光
チーム・バチスタの栄光
海堂 尊

とても読み応えがありながら一気に読んでしまう、そんな作品でした。

「面白い、面白い」という前評判は聞いていたんですが、ちょっと半信半疑。
ブームも沈静化した今、やっと読んだんですが、
これがデビュー作なんて、かなりびっくりですね。

しっかりしたバックボーンの知識とキャラ立ちはもちろんのこと、
私は脇を固める人間(いわゆる容疑者ですが)が、
田口と白鳥によっていったいどんな人間なのかが解明されていくところが面白いな〜と思いました。
心理学、結構興味があるので。

まあ、白鳥さんはいつか後ろから刺されますけど(笑)

早速続きを借りに図書館にいったんですが、さすが人気シリーズ。
貸し出し中でした。
早く返って来ないかな〜。

オススメ度『チーム・バチスタの栄光』★★★★☆

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| 小説・エッセイ(か行の作家) | 20:28 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
近藤史恵『サクリファイス』
近藤史恵『サクリファイス』
新潮社 2007年8月30日発行

陸上中距離から自転車ロードレースに転向した主人公。
プロの新人として、勝つことを義務づけられた〈エース〉をサポートする〈アシスト〉。
しかしチームのエース石尾には「他のエースは認めない」という不穏な噂があって・・・。


サクリファイス
サクリファイス
近藤 史恵

自転車ロードレースは、この間たまたまアニメで見たんですよね。
『茄子 アンダルシアの夏』ってやつなんですけど。
なのでなんとなーく、ロードサイクルが走っている様子は想像できました。
集団から飛び出して走る“アタック”とか。
でも、あのレースが《エース》を勝たせるために、
他の選手が走っていることは知りませんでした。

自分をではなく、チームを、ぶっちゃけエースを勝たせるための走り。

賞金は山分けになっても、名前が残るのはエースのみ。
こんな世界もあるんだなーと。
でも、裏方やっていた私にはわかる気がする。
舞台の上で役者が輝くのは支えるスタッフがいるから、という誇り。
《アシスト》ってそんな気持ちと似ているのかなぁって。
でも、自分が勝てるかもしれないレースだったら、どんな選択をするだろう・・・?

そして、感情を表には出さないけれど、
「つぶした新人がいろ」と噂されるエース石尾。
それは事故なのか、故意なのか・・・?

結構空白も多くて、短めの小説なんですけど、面白かったです。
真相を求めてかなりドキドキしました。

作者の他の作品も読んでみたくなりました。

オススメ度『サクリファイス』★★★★☆

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| 小説・エッセイ(か行の作家) | 14:59 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
小島てるみ『最後のプルチネッラ』
小島てるみ『最後のプルチネッラ』
富士見書房 平成20年4月30日発行

“最後のプルチネッラ”とは“最高の喜劇役者”に捧げられるナポリの称号。
両親共役者という美貌の貴公子ルカと大道芸人のちびのジェンナーロは、舞台「最後のプルチネッラ」を争うワークショップを通じてナポリを象徴する道化<プルチネッラ>の謎に迫る・・・!


最後のプルチネッラ (Style-F)
最後のプルチネッラ (Style-F)
小島 てるみ

先日『ヘルマフロディテの体温』を読んだ小島てるみ。
同時出版された本書にも手を出してみました。

やっぱり雰囲気は似ていますね。
同じく現代のナポリが本筋として出てきて、
“プルチネッラ”の転生の物語として、過去のナポリが登場する。
約1名、両作品に登場する人物もいます。

前も思ったんですが、現代のナポリの話よりも、
過去の混沌が支配するナポリの物語のほうが面白い。
こっちで話をふくらませて1本書いてくれないかな。

おすすめ度『最後のプルチネッラ』★★★☆☆

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| 小説・エッセイ(か行の作家) | 09:06 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
小島てるみ『ヘルマフロディテの体温』
小島てるみ『ヘルマフロディテの体温』
ランダムハウス講談社 2008年4月2日発行

“男”になった母をもつシルビオは、
背徳と情熱の町ナポリで、
男でもない女でもない“真性半陰陽”の大学教授に出会う。
シルビオは女装癖を知られ、
教授の出す奇妙な課題に付き合わざる得なくなる。
しかし、年老いた女装街娼や去勢された男性歌手の物語を紡ぎ出すうちにその課題にのめり込んでいく・・・。


ヘルマフロディテの体温
ヘルマフロディテの体温
小島 てるみ

本屋で帯を見て、「私これ好きそうだな〜」と思ったんですよね。
「去勢された男性歌手って、“カストラート”のことだよね!
『死の泉』に出てたよ〜〜!」とか。
“秘密めいた散文詩のような作品”という煽り文句とか。

物語は教授に出された課題を、シルビオが小説として提出するというものなので、物語の中に物語があるという構成になっています。
その物語が面白いです。
双子のカストラートや、真性半陰陽(ヘルマフロディテ)であるゼーダの物語。
こんな短さじゃなくて独立した話としてもっと読みた〜い、と思いました。

ギリシャ神話などが底辺に流れているので、
若干残酷だったりするところもあるけれど、
作者特有の文章でそれが美しく哀しい物語に生まれかわっています。

『最後のプルチネッラ』という同時発売された本もナポリが舞台らしいです。
美貌の貴公子ルカと大道芸人ジェンナーロは、舞台「最後のプルチネッラ」の稽古を通じてナポリを象徴する道化<プルチネッラ>の謎に迫る。
そっちも面白そうなので、読んでみようと思います。

オススメ度『ヘルマフロディテの体温』★★★☆☆

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| 小説・エッセイ(か行の作家) | 16:17 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
小峰元『アルキメデスは手を汚さない』
小峰元『アルキメデスは手を汚さない』
講談社文庫 2000年9月15日発行
江戸川乱歩賞全集 日本推理作家協会編 

堕胎手術で死んだ少女が残した謎の言葉“アルキメデス”。
70年代の学園を舞台に、若者の反抗と友情を描く青春推理。


アルキメデスは手を汚さない 暗黒告知―江戸川乱歩賞全集〈9〉 (講談社文庫)
アルキメデスは手を汚さない―江戸川乱歩賞全集〈9〉
小峰 元, 日本推理作家協会

『文学賞メッタ斬り!』を読んで、面白そうだなと思って手に取ってみました。
確かに面白かったです!
73年の江戸川乱歩賞受賞作ということで、
時代背景(というか感覚?)が私にはわからないところもありましたが、
その頃の若者の生活ぶりが新鮮でもありました。
でも、純粋且つ周りが見えていないさまは、
今も昔も変わらないのかも。
私は既にオヤジ刑事の方が感情移入しやすかったけどたらーっ

主人公が誰というわけでもなく話が進むのも、私は結構好き。
絡み合った謎が解かれていく様子が純粋に楽しめる気がする。

中絶に失敗して死んだ少女の父親は誰なのか?
弁当に農薬をかけた事件の真相は?
不倫男を絞殺したのは一体誰?

江戸川乱歩賞、侮れない!?

オススメ度『アルキメデスは手を汚さない』★★★★☆

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| 小説・エッセイ(か行の作家) | 22:02 | comments(0) | trackbacks(1) | - | - |
黒部洋『パンドラの火花』
黒部洋『パンドラの火花』
新潮社 2004年9月30日発行

凶悪殺人を犯した死刑囚に差し伸べられたひとつの選択。
罪を犯す直前の自分を説得し、犯行を阻止すれが釈放、失敗すれば死刑・・・。
72時間のタイムリミットで過去へと送られた死刑囚は、過去の自分に相対する・・・。


パンドラの火花
パンドラの火花
黒武 洋

タイムスリップものか〜よくあるわね〜〜、と思いつつも、
“死刑囚が過去の自分を説得する”という筋書きに興味をそそられ読んでみました。
これが思わぬ方向に話が転がっていき、なかなか楽しめました!

過去へ跳ぶ死刑囚、逆に「未来から来た」と言われ説得される側の過去の人間、そして死刑囚と共に過去へ跳び、彼らの監視を行なう時空監視官。
色々な角度から話が進み、これがどう一本へとつながるのだろうとドキドキしました。

また、彼らが犯罪に走る心理や、
それを思い止ませようとする人間ドラマが面白い。

ただ“過去に行って犯罪を食い止める”という行為は、
明らかに“過去改変”だろう。
他の事はいじらないようにと細心も注意を払っても、
死ぬ予定だった人が死ななければ、
それによって他の人の人生にも確実に余波が来る。
その辺を考えないわけないから、そんなプロジェクトを国家規模で行なうとは思えないけど・・・。
まあ、そんなこと言っていたら物語なんて書けないか(笑)

はじめて著者の本を読んだんだけれど、
雰囲気的には東野圭吾に似ていると思った。
同じタイムスリップもの『トキオ』を書いているからかな?
他の作品も読んでみたいです。

オススメ度『パンドラの火花』★★★★☆

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| 小説・エッセイ(か行の作家) | 22:07 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
金子ユキ『夜叉王』
金子ユキ『夜叉王』
講談社 2002年8月9日発行

戦国の世、謙信に固い忠誠を誓った南条貞季。
しかし、貞季はおなごとして生を享けながら、武家の嫡男として育てられた異形の者だった・・・。
“夜叉王”とまで呼ばれ怖れられた漢(おとこ)は、
非情な運命に立ち向かう・・・。


夜叉王
夜叉王
金子 ユキ

「生粋の時代小説って読めない」ってことを、
この間、12月22日ロードショーの『茶々』の原作『淀どの日記』を読んだ時チラっと書いたんですが、
これは激しく“時代小説”という枠組みからはみ出した作品だったなあ、と。
もはや“ファンタジー”。
主人公もさることながら、敵方には幻術師(しかも両性具有)なんかも出てくるし。

主人公は双子として生まれ、男児の方が亡くなってしまったため、
女児として生を受けながらも嫡男として育てられた貞季。
これだけ読むとベルばら!?って感じですが、
まったくそんな話ではありませんでした。
だって彼(彼女?)、漢の中の漢ですから!!
自分の中の女の部分を封印してしまうところなど、悲しかったですね。

ただね〜途中厭きてきちゃいました。
半分くらいまでは面白くてワクワクしながら読んだんですが。
場面が移るごとに、外から貞季を眺めた描写が出てくるんですよね。
もういいから、それが貞季だということはわかっているから、
早く本題に入ってくれ!みたいな。
なんか表現に力が入ってしまい、物語がちょっと滞りがちに感じました。
最後まで引っ張ってくれる力が欲しかったなぁと思います。

オススメ度『夜叉王』★★★☆☆

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| 小説・エッセイ(か行の作家) | 09:59 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
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