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多趣味が趣味♪

読んだり☆観たり☆感じたり☆
朱川湊人『今日からは、愛のひと』
朱川湊人『今日からは、愛のひと』
光文社 2015年6月20日発行

金ナシ、職ナシ、家族ナシ。助けた男は悪魔に追われている元・天使!?行くあてのない二人がたどり着いたのは、八王子の古い一軒家『猫の森』。不思議な安らぎに満ちた、ちぐはぐな6人の共同生活だったが…(「BOOK」データベースより)
 

元天使だの、現悪魔だのが出てくるのに何故か平坦な語り口調ではありますが(主人公が信じていないからだと思われる)、
「不思議な話だ〜。どこへ着地するんだ〜」
と思って読みました。

最終的には心温まって、泣きましたけど。
朱川作品に弱いかもしれない、私の涙腺。
泣けばいい作品ってわけでもないけど、泣くよ。

オススメ度『今日からは、愛のひと』★★★★☆
 

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| 小説・エッセイ(さ行の作家) | 15:08 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
ジェーン・スー『貴様いつまで女子でいるつもりだ問題』
ジェーン・スー『貴様いつまで女子でいるつもりだ問題』
幻冬舎 2014年7月25日発行
 

著者がどなたか存じませんでしたが、題名が面白くて手に取りました。
確かに、いつまで女子⁉って問題ってあるよねwwwという。

ジェーン・スーという名前だけど、正真正銘の東京生まれ東京育ちの生粋の日本人未婚アラフォー女性とのこと。

もっとお笑い要素の強いエッセイなのかな?と思ってましたが、
毒も薬も含む、歯切れのいい真剣なエッセイですね。

女性の仕事・友情・恋愛・結婚・親子関係・老化などなど、
興味深い内容がいっぱいです。
もちろん、私の意見と全部合致するわけじゃないけど、
あ〜こーいう考え方あるね!と思ったり、
何故そんなことで悩むのか?とも思ったり。

四十路の先輩女性の意見として、ふむふむと拝読しました。
あ、一番共感したのは、「未婚30代は自由を謳歌出来て楽し過ぎる!」ということだ!
年貢なんて納められないよー!(笑)
 

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| 小説・エッセイ(さ行の作家) | 20:33 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
斉木香津『幻霙』
斉木香津『幻霙(げんえい)』
双葉社 2013年12月12日発行

蒼太は、川崎の倉庫で派遣アルバイトとして働いていた。本来ならグラフィックデザインの会社に就職するはずだったが、人員に空きが出るまで待たなければならなかった。桃里は、川崎の倉庫へ派遣アルバイトとして働きにきた。洋服屋のショップ店員だったが厳しい販売ノルマや人間関係がうまくいかず、どこのショップも長続きしなかった。蒼太と桃里は出会い、一緒に暮らし始めた。ある日、ニュースで流れた無差別殺傷事件の映像を見て、桃里はその犯人と蒼太が似ていると言う。思いがけない桃里の言葉に動揺する蒼太。自分と犯人の類似点を見出そうとする蒼太に、桃里は違和感を抱いていく…。(「BOOK」データベースより)
 

みんながハッピーエンドである必要もないし、
全てが読み口爽快なんてツマラナイのはわかるんですが、
読み終わった途端、「救いがなかった…」とつぶやいてしまいました、実際。

桃里のPINKパートと蒼太のBLUEパートが交互になっていて、
それぞれの一人称で進みます。

「無差別殺人」
「児童虐待」
「派遣労働」
「インターネットでの出会い」 etc…

現代の問題をかなり盛り込んでありますね。

主人公二人に、共感できるような出来ないような、
どこかひりひりする読み口で気が重くなりつつも、本当は目を背けてはいけないところなんでしょうね。

オススメ度『幻霙』★★☆☆☆

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| 小説・エッセイ(さ行の作家) | 20:20 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
朱川湊人『かたみ歌』
朱川湊人『かたみ歌』
新潮社 2005年8月20日発行

不思議なことが起きる、東京の下町アカシア商店街。殺人事件が起きたラーメン屋の様子を窺っていた若い男の正体が、古本屋の店主と話すうちに次第に明らかになる「紫陽花のころ」。古本に挟んだ栞にメッセージを託した邦子の恋が、時空を超えた結末を迎える「栞の恋」など、昭和という時代が残した“かたみ”の歌が、慎ましやかな人生を優しく包む。7つの奇蹟を描いた連作短編集。(「BOOK」データベースより)
 

早くも朱川湊人3冊目。

基本、幽霊が出てくる物語ではありますが、優しいストーリーだなぁって思いました。
どうやらジャンル的には"ノスタルジックホラー"というらしい。
まだ生まれてなかったんで昭和30〜40年代を「懐かしい」と思うはずはないんですけど、「古き良き時代への憧れ」みたいなものを私も感じてしまいます。

ラジオや商店街のレコードショップから流れてくる懐メロをうまくからませての短編。
この歌を曲付きでハミングできたら、
きっと読んでいてもっと楽しいだろうな。

商店街やその近くに住まう人たちが次々と出てくる連作の手法も面白いですね。

オススメ度『かたみ歌』★★★★☆
 

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| 小説・エッセイ(さ行の作家) | 21:26 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
朱川湊人『鏡の偽乙女』
朱川湊人『鏡の偽乙女 薄紅雪華紋様』
集英社 2010年8月30日発行

大正三年、東京。画家を志して家を飛び出した槇島功次郎は、雪の無縁坂で、容姿端麗な青年画家・穂村江雪華と出会う。風変わりだが聡明、ずば抜けた画才を持つ雪華は、この世に未練を残して死んだ者の魂を絵で成仏させる、驚くべき能力の持ち主だった。果たせぬ恋、罪深き業…死者たちの断ち切れぬ思いが、二人の周囲に不可思議な現象を巻き起こす。幻想と怪奇に満ちた、大正怪異事件帖。(「BOOK」データベースより)
 

先日読んだ『冥の水底』が面白かったので、2冊目に手に取った本書。
かなり前に読んだ津原泰水の小説を思い出しました。
(と思ったら、この人も日本ホラー小説大賞の短編賞を受賞してなるほど!と合点がいきました)

大正の東京を舞台にした幻想譚。
ただ、帯に"耽美的"とあったけど、艶めかしさはそれほど感じませんでした。
どちらかというと、温かみのある幻想譚ですよ。
ちょっとホロリと来ちゃったり。

できたら、短編より長編で読みたいな。
これって続編が出てるのかしら?
新選組の衆道で有名な加納惣次郎が出てきてから俄然面白くなったので、
一本そこを軸に読みたいなぁと思いました。

"大切なもの"と引き換えに、死んだ者を蘇らせる"蒐集家(コレクタァ)"とは何者なのか?
とても気になるところです。

オススメ度『鏡の偽乙女』★★★★☆

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| 小説・エッセイ(さ行の作家) | 22:35 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
朱川湊人『冥の水底』
朱川湊人『冥の水底』
講談社 2014年10月28日発行

市原玲人が、友人の光恵から見せられた写真には「狼男」が写っていた。忽然と姿を消した光恵を、玲人は息子の一真と探し出そうとする。時は30年近く遡る。山奥で暮らす、ある「力」を持った“マガチ”の青年シズクは、初恋の少女を追いかけて上京する。ふたつの時が交錯し、物語はあまりにも切ないエンディングへと疾走する。(「BOOK」データベースより)
 

500ページ近い段組みの本で、読み終わるかな〜と思っていたら、2日で読み終わってしまいました。
現在と、過去の手紙によって、進んでいく物語。
少しずつ解明されていく事実に目を見張って、読む手がとまりません。

帯に「朱川湊人版『アルジャーノンに花束を』です」というコメントが載っていて、
確かにその通りだなぁと思いました。
手紙部分の切なさがまさにそんな雰囲気ですね…。

シズクも気になるけど、私は北沢さんが気になって仕方ありません。
でも、これ以上言うとネタバレだ…!
北沢さんの本音が知りたい…!

初めてこの作家の作品を読んだんですけど、
他のも読んでみたいなって思いました。
文章を読んでいると、スッと情景が浮かびますね。

オススメ度『冥の水底』★★★★☆
 

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| 小説・エッセイ(さ行の作家) | 21:59 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
篠田節子『廃院のミカエル』

篠田節子『廃院のミカエル』
集英社 2010年11月30日発行

商社現地社員の美貴は、ギリシャで口にした蜂蜜にビジネスチャンスを見出し、通訳の綾子や偶然知り合った壁画修復士の吉園とともに産地の村を目指す。だが途中、廃院となった修道院に迷い込んでしまう。独居室の壁に描かれた大天使ミカエルの絵。無人の聖堂に響く祈りの声。逃げるように街に戻った後も次々と奇妙な事件が。綾子の異様なふるまい、相次ぐ村人の死、積み重なる家畜の死骸…。かつて、あの修道院で何が起こったのか。(「BOOK」データベースより)


題名だけで歴史小説なのかな〜と思って借りてきたら、普通の現代小説でした。
特に誰に共感するとかそういう感じはなかったですね。
結局どうなるのかが気になったもんで最後まで行き着きましたが。

何故、つつましい生活を送る山の中の修道院と近隣の村で次々と人が死んでいったのか。
その謎はドキドキするものなんですが、
もっと登場人物に魅力があれば、もっと面白くなったんじゃないかなとちょっと残念。

オススメ度『廃院のミカエル』★★★☆☆

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| 小説・エッセイ(さ行の作家) | 13:59 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
司城志朗『MW−ムウ−』
司城志朗『MW−ムウ−』
原作・・・手塚治虫
小学館文庫 2009年6月10日発行

バンコクで起きた日本人誘拐事件。巨額の身代金と二つの生命を奪い犯人は逃走した。捜査にあたる警視庁の沢木は二人の男と出会う。LA新世紀銀行勤務の結城美智雄と、山の手教会で聖職につく賀来裕太郎。「俺たちは一枚のコインの裏表さ」二人はある共通の過去を背負って生きていた。一方、事件の取材を進めていた牧野京子は、十六年前とある島で起きた酸鼻な事件と疑惑に行き着く。その先には、政府により闇に葬られた凄惨な過去と、そのとき島に残された二人の少年の真実が―。手塚治虫原作の映画「MW」を、本格ピカレスク小説に昇華させた至高のノベライズ。
(「BOOK」データベースより)

MW ムウ (小学館文庫)
MW ムウ (小学館文庫)
司城 志朗

映画『MW』を観てから、原作を読みたいな〜と思っていたんですが、
残念ながら図書館で見つからず、代わりにノベライズ化した小説をみつけました。

当たり前だけど、アクションシーンもあるし、耽美系なところもあるし、
絶対的に映画を見た方が面白い。
なんたって、玉木宏が圧倒的にカッコイイからね!!
でも、こっちの方がツジツマが合ってます(笑)
ただ無人島なのに、ケータイつながるのかなぁ・・・と謎。

「俺たちは一枚のコインの裏表さ」
なんて台詞は映画では出てこなかった気がするんだけど・・・。
やっぱり原作がちゃんと読みたいなぁ。

オススメ度 ノベライズ版『MW−ムウ−』★★★☆☆

【ブログ内関連記事】
 ・映画『MW−ムウ−』

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| 小説・エッセイ(さ行の作家) | 11:13 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
雫井脩介『犯罪小説家』
雫井脩介『犯罪小説家』
双葉社 2008年10月5日発行

作家・待居涼司の文学賞受賞作『凍て鶴』に映画化の話が持ち上がった。
監督として押されたのは人気脚本家の小野川充。
しかし彼はこの作品のヒロインには、自分の自殺さえも伝説の一部にした有名な自殺系サイト〔落花の会〕の主催者・木ノ瀬蓮美の影響が見られると言い出す。さらに、そのサイトに残された謎の解明が映画化のために必要だと言い、ネット心中を中心に活動するライター今泉に解明を依頼する・・・。


犯罪小説家
犯罪小説家
雫井 脩介

初めて読んだ作家さん。
アマゾンでの評価が見事にバラバラなのが面白い。
私としては、1/4くらいまでは惰性で読んでいた感もあったけど、
“パイン”が一体誰なのか・・・?というナゾが浮かび上がってきた辺りからは
一気に読めました。
というか、気になって寝れませんでした。
ライター今泉と一緒になってナゾを追い、疑いを持ち・・・。
自分、扱いやすい読者かも(笑)
たたみかけるようにナゾが浮かび上がるもんで、かなりドキドキしました〜。

他の作品も読んでみたいと思わせる力作でした。

オススメ度『犯罪小説家』★★★★☆

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| 小説・エッセイ(さ行の作家) | 18:26 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
雀野日名子『トンコ』
雀野日名子『トンコ』
角川ホラー文庫 平成20年10月25日発行

高速道路で運搬トラックが横転し、食用のために育てられた一匹の豚、トンコが脱走した。兄弟たちの匂いに導かれ、山や街を彷徨うが・・・。
日本ホラー小説大賞短編賞を受賞した表題作をはじめ、親の愛情に飢えた少女の物語「ぞんび団地」、究極の兄妹愛を描いた「黙契」を収録。


トンコ (角川ホラー文庫)
トンコ (角川ホラー文庫)
雀野 日名子

どれももの悲しさがただよう3編でしたが、良かったです。
“ホラーらしくない”という謳い文句で手に取ったんですが、
こういうのなら好き。
同じ日本ホラー大賞受賞の恒川光太郎も好きだし。
スプラッタはイヤだけど、人間の闇の部分の話とか、不可思議な物語とか、
面白いと思う。

情景描写もとても上手。
そして何より心理描写が良くて、チリチリと心を刺激され涙が出ました。
特に2つ目の『ぞんび団地』のあっちゃんには泣かされました。
だってけな気なんだもん〜〜〜〜。

この短編でデビューなのかと思っていたんですが、
他の作品でも受賞していたようですね。
道理で上手いハズだよなー。
他の作品も読みたいけど、そっちは本格的な怪談物らしくちょっと躊躇しています。

オススメ度『トンコ』★★★★☆

【ブログ内関連記事】日本ホラー大賞関連
恒川光太郎『夜市』真藤順丈『庵堂三兄弟の聖職』

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| 小説・エッセイ(さ行の作家) | 22:40 | comments(2) | trackbacks(0) | - | - |
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