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多趣味が趣味♪

読んだり☆観たり☆感じたり☆
鳥飼否宇『死と砂時計』
鳥飼否宇『死と砂時計』
東京創元社 創元クライム・クラブ 2015年1月9日発行

世界各国から集められた死刑囚を収容する、ジャリーミスタン終末監獄。親殺しの罪で収監されたアラン青年は、“監獄の牢名主”と呼ばれる老人シュルツと出会う。明晰な頭脳を持つシュルツの助手となって、監獄内の事件の捜査に携わるアラン。死刑執行前夜、なぜ囚人は密室状態の独房で斬殺されたのか?どうして囚人は闇夜ではなく、人目につく満月の夜に脱獄したのか?そして、アランが罪に問われた殺人事件の真相とは…。死刑囚の青年と老人が遭遇する、摩訶不思議な事件の数々。終末監獄を舞台に奇想と逆説が横溢する、著者渾身の本格ミステリ。(「BOOK」データベースより)
 

"みんな死刑囚"ってコンセプトが普通のミステリと違って面白いかも?と思って手に取りました。
途中までは、老人シュルツの名推理をふむふむと読む、通常のミステリでしたが、最終的にはアラン青年の事件にたどり着きます。

いつ死刑が執行されるかわからない中で生活しているという緊迫感が、物語に凄みを与えているんでしょうね。

オススメ度『死と砂時計』★★★☆☆

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| 小説・エッセイ(た行の作家) | 23:24 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
月村了衛『影の中の影』
月村了衛『影の中の影』
新潮社 2015年9月20日発行

人民解放軍による悪魔の所業から逃れ、日本に潜伏中のウイグル人亡命団と、事件を追う女性ジャーナリストが襲われた。証拠隠滅をはかるべく送り込まれた中国の刺客。それを黙認する弱腰の日本政府と警察。絶体絶命の亡命団に、謎の男が救いの手をさしのべた。頭脳明晰、身体屈強。ロシア武術を極め、情報機関にも裏社会にも怖れられる存在ー。こいつは一体何者なのか?その手がかりは、謎の言葉「カーガー」。(「BOOK」データベースより)
 

ストーリーは面白いんだけどな〜。

でも、「カーガー」が何者なのか、赤裸々に、しかも本人があっさりと語っちゃって、なんだか拍子抜けしちゃった・・・。
あと、前回読んだ『土漠の花』でも思ったんだけど、
視点がころころと変わっていくのに、どうも違和感を覚えるんですよね。

主人公が一体誰なのかはっきりしないから、どこに共感をしていいのか迷うのかもしれない。

著者としては「カーガー」が誰かってよりも、
その後のアクション重視なんだと思うんだけど、
それがどっちつかずになっちゃってるように見える。

書きようによっては、もっと面白い作品になりそうなのに、もったいないなぁ。

オススメ度『影の中の影』★★★☆☆

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| 小説・エッセイ(た行の作家) | 21:03 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
田口幹人『まちの本屋』
田口幹人『まちの本屋〜知を編み、血を継ぎ、地を耕す』
ポプラ社 2015年11月13日発行

ネット書店の台頭、市場の縮小、「書店空白地域」の急増──。
この時代における、リアルな本屋の存在価値とは?
「まちの本屋」の活路はどこにあるのか?
新たな本屋の息吹が聴こえる。注目の書店員、初の著書!
(「BOOK」データベースより)
 

私、まるで本を買わない人なのですが、本は好き。
全部図書館で借りてきて読みます。
なので、書店員さんにはいつも心苦しい。
だって、新刊チェックしたり、なんか面白い本ないかな〜って本屋をうろうろするくせに、まったく買わないから。
いつも目を合わせないようにこそこそしていますDoCoMo

でも、書店員さんのオススメとか、うんちくとか、実は聞きたいんです。
POP読むのも好きだし。
こんなに書店によって推しの本を変えてるんだってことが知れて面白かったです。
そして、大々的に売る前に耕して種をまく・・・。なるほど・・・。

本屋の意義とかも、考えたことなかったな〜。
確かに、ネットでどこに住んでいても本は買えるけど、
ふと手に取った本を読むってことは出来ないし、
子供は特に自分でこれぞという本を選んで注文したりしないしね。

図書館にも、新刊以外でテーマを作って古い本を出してくれるコーナーがあって重宝します。
棚にただ並んでいるだけじゃ、興味のある本を探し出すのは大変だもの。

図書館に本をおろしているのも近隣の本屋なんだって。
(でもその仕組みが変わりつつあって、それも本屋さんの経営を圧迫しているらしい)

店長さんの心意気がつまった一冊でした。

オススメ度『まちの本屋』★★★☆☆

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| 小説・エッセイ(た行の作家) | 14:35 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
月村了衛『土漠の花』
月村了衛『土漠の花』
幻冬舎 2014年9月20日発行

ソマリアの国境付近で、墜落ヘリの捜索救助にあたっていた陸上自衛隊第一空挺団の精鋭たち。その野営地に、氏族間抗争で命を狙われている女性が駆け込んだとき、壮絶な撤退戦の幕があがった。圧倒的な数的不利。武器も、土地鑑もない。通信手段も皆無。自然の猛威も牙を剥く。最悪の状況のなか、仲間内での疑心暗鬼まで湧き起こる。なぜここまで激しく攻撃されるのか?なぜ救援が来ないのか?自衛官は人を殺せるのか?最注目の作家が、日本の眼前に迫りくる危機を活写しつつ謳いあげる壮大な人間讃歌。男たちの絆と献身を描く超弩級エンターテインメント!(「BOOK」データベースより)
 

かなり壮絶なバトルを繰り広げてるので、帯の煽り文句でもある「自衛官は人を殺せるのか?」については「この状況でそんなこと言ってられないよ!!」って感じでしたが、一気読みしてしまいました。

主人公は曹長の友永。
ほか数名の部下ながら頼もしい精鋭たちと戦い、逃げ惑う。
武器の名前とか全然わかりませんけど、とにかく勢いがあってガンガン読み進めてしまいます。

一人一人の背景や苦悩も描かれていて、何故戦うのか、何故自衛隊にいるのか、みたいなお話も出てきます。
ただ、それぞれのバックボーンを知れるのはいいことなんですが、
場面ごとに軸になる人が変わるせいなのか、
三人称で描かれている小説なので神の視線だからありのはずなんですけど、
どことなく違和感が残るのが不思議でした。
なんでだろ…?

初めて読んだ作家さんなので、他のも読んでみようかな。

オススメ度『土漠の花』★★★★☆

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| 小説・エッセイ(た行の作家) | 22:30 | comments(2) | trackbacks(0) | - | - |
田丸公美子『シモネッタのデカメロン』

田丸公美子『シモネッタのデカメロン』
文藝春秋 2005年8月5日発行


三浦しをんを初め、エッセイって好きなんですよね〜。

筆者は30年間イタリア語の通訳をやっていた方のようで、
現在の話ではなく、若かりし頃の話だからおそらく1970〜90年くらいの話だとは思いますが、
妻がいるのに情熱的に口説きまくるイタリア男性と、浮気を疑うその妻たちの攻防などが書かれています。
もちろん、題名通り「恋愛」というか「下ネタ」な話題も盛りだくさんですw
国によっての文化の違いってのぞきたくなりますよね〜。

ホンマかいな!?という話もチラチラありますが、
真偽はさて置き読み物として面白いです。

本の帯に、「モテる法則をイタリア人に学べ!」とありましたが、
そういうハウツー本ではありませんでしたがね(笑)

オススメ度『シモネッタのデカメロン』★★★☆☆

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| 小説・エッセイ(た行の作家) | 13:34 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
太宰治『人間失格』
太宰治『人間失格』
集英社文庫 1990年10月21日発行

3枚の写真に写った姿はどれも、ぞっとする気味の悪いものだった。
無邪気さを装って周囲をあざむいた少年時代。次々と女性に関わり、自殺未遂をくり返しながらアルコールにおぼれていった青年時代・・・。
作品の完成後、一ヵ月後に命を絶った太宰の自伝でもあり、遺書でもあった作品。


人間失格 (集英社文庫)
人間失格 (集英社文庫)
太宰 治

文学って理解しがたい・・・。

デスノートのイラストレーターを表紙絵に起用したことで、
とっても話題になりましたが、
現代仮名遣いに直され、文字も大きめで、行間も詰まり過ぎることなく。
と、配慮行き届いた文庫です。
とっても読みやすい。

でも、如何せん文学を許容するアタマがないとついていけない・・・。

高校のとき夏休みの宿題で夏目漱石の『こころ』の読書感想文を書かされたんですが、「もっとキチンと生きんかい!!」と怒鳴ってやりたい気持ちになりました。(ある意味、至極健全??)
ファン的には、もっと下に流れる文学的ものを汲み取れよということだと思うんですけどねーわーかーらーんー。

『人間失格』の主人公も、
アル中、薬中、人間不信で、自ら「人間失格」と評するんですけど。
もっと人生大事にすればいいのになーという行動の連続。
確かに、人間失格・・・かも。

このハチャメチャなところがいいのでしょうか。
薄暗く陰惨な目をした青年が東京の街をさまよっている姿は確かに幻想的ですらあるような。・・・なーんてね。

オススメ度『人間失格』★★★☆☆

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| 小説・エッセイ(た行の作家) | 23:48 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
高橋秀実『やせれば美人』
高橋秀実『やせれば美人』
新潮文庫 平成20年9月1日発行

妻が倒れた。心臓がバクバクするという。158センチ80キロ、この10年で30キロ増量、明らかに太りすぎ。ダイエットするわ、私。子供も産みたいし―病院の待合室で妻はしんみり呟いた。しかし運動は大の苦手、汗をかくのは美しくない、目が覚めたらやせていたというのが理想とのたまう。夫は、ダイエットの道を探り始めた。不可解な女性心理に寄り添った抱腹絶倒の3年間。
内容(「BOOK」データベースより)


やせれば美人 (新潮文庫)
高橋 秀実

「やせれば美人」ってなんていい言葉なんだろう!と、思いました。
だって、やせなければとりあえず、美人かどうかの判断は下されないんですよ?
むしろやせない方がいいに決まっているじゃあないですか!
ずっと“美人かもしれない”という夢を持ったまま生きていけるんだもの。

楽して痩せたいと思うのは誰しも同じですが、
奥さんの「目が覚めたら痩せていたというのが理想」とそこまで言い切るところがキャラ的に非常に面白い。

ダイエットがライフワークという人が本書に登場するんですが、
なんかそれって身につまされるなぁ。
「痩せたい痩せたい」と言いながらも、
今日もおやつに鳩サブレとか食っちゃってるし私。
なんとなくいつも「ちょっと痩せなきゃ」と思いつつ生活してるけど、
基本好きに食べている気がする・・・いつもダイエット中のような、そうでもないような・・・。
昨今の細いことが素晴らしいっていう風潮もどうかと思いますけどねぇ。

これを読んだら痩せられる・・・なーんてことはありえない本なんですけど、
ウンチク好きの私としては、色んな角度から女性心理とダイエットが読めてとっても面白い一冊でした!

オススメ度『やせれば美人』★★★★☆

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| 小説・エッセイ(た行の作家) | 22:29 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
拓未司『禁断のパンダ』
拓未司『禁断のパンダ』
宝島社 2008年1月26日発行

人間離れした嗅覚を持つの老オーナーと神をも唸らせる腕を持つ料理長がいる超高級フランス料理店。
若手シェフの幸太は予約でいっぱいのその店の料理が食べられると聞き、勇んで妻の友人の結婚披露宴に出席する。
しかし次の日、花婿の父親が行方不明になり、会社の重役の男が死体で発見された・・・。
第6回『このミステリーがすごい!』大賞受賞作。


禁断のパンダ
禁断のパンダ
拓未 司

前評判の“美味しそう”な料理表現はさすがでした。
「あ〜久しぶりにフランス料理食べたいな〜」と。

でも、ミステリー?とは思いましたね。
選考委員からのコメントでも書かれていたんですけど、
警察の捜査シーンなんか、もうちょっとなんとかならないかなと。
あと受賞作品を修正して出版ということなんですけど、
やはりいらない部分が多かった気がします。
それなのに登場人物に厚みがないというか。
事件が起きるまでがヤケに長いし。

“パンダは神を怒らせて竹しか食べられなくなった”なんていう仮説とか、
根本的なテーマは面白いんですけどね。

オススメ度『禁断のパンダ』★★★☆☆

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| 小説・エッセイ(た行の作家) | 11:16 | comments(0) | trackbacks(2) | - | - |
田村裕『ホームレス中学生』
田村裕『ホームレス中学生』
株式会社ワニブックス 2007年9月20日発行

麒麟・田村の貧乏自叙伝。
中学生時代の田村少年が、
ある日突然住む家を無くし、近所の公園に一人住むようになる。
小銭を拾い集め、ダンボールをかじり飢えを凌いだ田村少年は・・・?


ホームレス中学生
ホームレス中学生
麒麟・田村裕

幸せのハードルは低い方がいい。
それにはとても同感。
もちろん私は外で何日も暮らしたことはないけれど、
あんまり上を目指し過ぎず、身の丈にあった幸せを感じておこうと思う。

小説というより、エッセイか作文みたいな感じでした。
普通だったらなかなか読まない本なんですが、
(図書館の本棚にはまだ現れないし。たぶんまだ予約の人の元を転々としているんだと思う。)
友人が「面白かった」と貸してくれました。

とにかくスイスイ読める本で、2時間くらいで読了。
でも厭きずに読めたし、感じ入るところもあったし、
まずまずいい本でしたよ。
ただ、「そんな“いい人”発言しなくても・・・」と思ってしまうところもありました。
私ってば、イジワル!?

オススメ度『ホームレス中学生』★★★☆☆

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| 小説・エッセイ(た行の作家) | 18:03 | comments(2) | trackbacks(2) | - | - |
柄刀一『3000年の密室』
柄刀一(つかとうはじめ)『3000年の密室』
株式会社原書房 1998年7月28日発行

内側から閉ざされた洞窟で発見された3000年前のミイラ“サイモン”。
しかし、状況からして完全なる他殺体。
“サイモン”を手にかけた犯人は、密室からどうやって消え失せたのか?
一方、ミイラの第一発見者が崖から転落して死んだ。
現場には本人の足跡しかないため、殺人の線はないと警察は判断したが・・・。


3000年の密室
3000年の密室
柄刀 一

“本格ミステリ”というのが謳い文句の本書を読んでみました。
・・・でも、本格ミステリってまどろっこしいのねぇ〜〜〜。

縄文文化の研究所に勤務する主人公が発見されたミイラ“サイモン”の事件を紐解いていくと同時に、現代でおきた不可解な死の謎にも迫るという形をとっているんですが、前置きが長いっ!
全編読むと縄文文化にとっても詳しくなれます(爆)って感じで、
「あああ、そーゆーことはどうでもいいからさー」と思わずにはいられなかった。
だって現代の事件はなかなか起こらないしね。
“サイモン”がどこから来た人物なのか、とか、
学者たちが見解を述べ合っているシーンなんか、
興味深くもあるんだけど・・・。
途中ミステリー読んでるのか、文化史読んでるのか・・・といった具合で。

登場人物たちも人数多いわりに個性的でないというか、
この人だれだっけ〜?と思うことしばしば。
主人公も「中学生のとき両親を目の前でひき殺された過去を持つ」っていう設定があるんだけど、どうもそれが上手く利用されてないように思えて。

着眼点は面白いのに、ちょっと勿体ない印象を受けました。

オススメ度『3000年の密室』★★☆☆☆

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| 小説・エッセイ(た行の作家) | 17:07 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
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