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タグふれんず

多趣味が趣味♪

読んだり☆観たり☆感じたり☆
法月綸太郎『キングを探せ』
法月綸太郎『キングを探せ』
講談社 2011年12月7日発行

奇妙なニックネームで呼び合う4人の男たち。なんの縁もなかった彼らの共通項は“殺意”。どうしても殺したい相手がいる、それだけで結託した彼らは、交換殺人を目論む。誰が誰のターゲットを殺すのか。それを決めるのはたった4枚のカード。粛々と進められる計画に、法月警視と綸太郎のコンビが挑む。(「BOOK」データベースより)
 

ただの交換殺人だったら面白くないよね〜、なんて鼻で笑って読み始めたら、途中からハマりました。
読み終わらなくっちゃ寝られないっ!って思いましたよ。

あらすじも読んでなかったので、探偵役の法月警視と綸太郎(これは作者のつもりなのか?)って人が出てくることも知らなかったんだけど。

キーポイントは、トランプですよ。
ああああああ、騙されたぁ!!!

でも、騙してくれてナンボの推理小説ですもの。
初めて読んだ作家さんだけど、うん、面白かった!

オススメ度『キングを探せ』★★★★☆

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| 小説・エッセイ(な行の作家) | 17:32 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
七尾与史『死亡フラグが立ちました!』

七尾与史『死亡フラグが立ちました!』
宝島社文庫 2010年7月20日発行

“「死神」と呼ばれる殺し屋のターゲットになると、24時間以内に偶然の事故によって殺される”。特ダネを追うライター・陣内は、ある組長の死が、実は死神によるものだと聞く。事故として処理された彼の死を追ううちに、陣内は破天荒な天才投資家・本宮や、組長の仇討ちを誓うヤクザとともに、死神の正体に迫っていく。一方で、退官間近の窓際警部と新人刑事もまた、独自に死神を追い始めていた…。第8回『このミステリーがすごい!』大賞受賞作。(「BOOK」データベースより)


最初、ポンポン場面が飛び、登場人物が入り乱れ、
(主人公の一人称の場面と、色んな人が出てくる三人称の場面があるので)
場面がブツブツ切れるような感じで中に入っていけなかったんですが、
半分位からつながってくると一気に読んじゃいました〜!

すべて「偶然の事故」によって殺される・・・なんて、なかなかに面白い。

登場人物がかなりキャラクター化していたので、
そのあたりが小説の質を軽くしている気がします。
それが好きか嫌いかは人それぞれだろうな。

まだまだ続きそうな終わりだけど、続きは出てるのかな?

オススメ度『死亡フラグが立ちました!』★★★★☆

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| 小説・エッセイ(な行の作家) | 13:09 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
中山七里『魔女は甦る』

中山七里『魔女は甦る』 
幻冬舎 2011年5月10日発行

埼玉県の片田舎で、肉片と骨の屑のようなバラバラ死体が発見された。
被害者は最近閉鎖された製薬会社に勤めていた青年・桐生隆。
笑顔を絶やさず、穏やかで品行方正に見えた彼が何故殺されたのか?
彼が死の前日言い残した「魔女の末裔」という言葉の意味は?



殺された桐生隆の人物像と、彼を殺害したのが何者なのか、ということが焦点ですね。
ミステリーかつ、ちょっとスプラッター・・・かな?

全部読み切れたので、つまらなかったわけではないんですが、
簡単に善悪はつけられないことはわかるけれど、もやもやの残る最後でした。

意味深な題名にとっても惹かれたんですけどねぇ…。

オススメ度『魔女は甦る』★★☆☆☆

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| 小説・エッセイ(な行の作家) | 18:47 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
中島らも『今夜、すべてのバーで』
中島らも『今夜、すべてのバーで』
講談社文庫 1994年3月15日発行

アル中患者として緊急入院することになったライター小島容。
夜中にベッドから落ちるおじいちゃん、闘病中の少年、ひたすら五月蝿いオバちゃん三人組など、個性的な人々の中での検査の日々・・・。
病院暮らしの果て小島がたどり着くところは・・・?
第13回吉川英治文学新人賞受賞作。


今夜、すべてのバーで (講談社文庫)
今夜、すべてのバーで (講談社文庫)
中島 らも

アルコール中毒、正しく言うとアルコール依存症。

私はけっこうイケる口なもので、ちょっと気になるアル中事情なんですが、
「お酒が好き」という人は、そんなにアル中にはならないんだそうです。
ではどんな人が危ないか?というと、
お酒を道具にしてしまう人が危ないらしい。
酩酊するための道具。嫌なことを忘れるための道具。
良かったーそんなお酒はイヤだもんなぁ・・・と思いつつも、
酒で身を滅ぼさないようやっぱり気をつけなきゃいけませんね。

ちゃんとした小説なんですが、
どこかルポのように物語の間に小難しい薬物中毒などの話が入ったりして、
そこがまた読み応えがあって面白かったです。

この主人公はアル中に関する本を肴に酒を飲み、
アル中になってしまったインテリで、
客観的に自分を見られるにも関わらず、
わかっていながら突き進んでしまい、
逆にそんな自分を面白く思っている節がある。

好きな酒を飲んで死ぬか、酒を断ってでも生きるか。
どんな最後を迎えるのか読んでいてドキドキでした。

オススメ度『今夜、すべてのバーで』★★★★☆

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| 小説・エッセイ(な行の作家) | 15:24 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
中野京子『怖い絵』
中野京子『怖い絵』
朝日出版社 2007年7月25日発行

よりすぐりの名画20点をカラー図版で掲載。
ティントレット『受胎告知』/ムンク『思春期』 /クノップフ『見捨てられた街』/ブリューゲル『絞首台の上のかささぎ』/ゴヤ『我が子を喰らうサトゥルヌス』/ホルバイン『ヘンリー八世像』など、見れば見るほど怖くなる名作絵画20点。


怖い絵
怖い絵
中野京子

面白そうだなとずっと思っていた本。

名画はどれも印象深いものがありますが、
その裏に込められた意味やその頃の情勢がわかって見るのでは全然受ける印象が違うんだなと思いました。

見るからに怖い絵も多いんですが、
ドガの『エトワール、または舞台の踊り子』の絵など、
優雅に見えるその絵も、背後に立つ黒い男の意味を知ると、
あの頃の社会の影の部分が垣間見えて怖い。

コレッジョの『ガニュメデスの誘拐』も、
筆者のように突っ込んで考えると、児童ポルノのようで怖いし。
ゼウスが姿を変えた鷲に捕らえられ、謎めいた視線を投げる少年の表情は、
嫌がっているのか、それとも助けを拒んでいるのか・・・?
人間として生まれながら、神に愛された美しい少年の真意は?
そして、その絵画を鑑賞した人々の中には、少年に向いた欲望を肯定し実際に“誘拐”に出た者がいたのではないか・・・?

表紙にもなっているラ・トゥールの『いかさま師』は、
柳原慧の小説『いかさま師』の表紙にもなっていたの知っていました。
3人のいかさま師と、カモであるまだ幼さの残る青年。
白目の目立つ女性の視線が怖くもあるけれど、
周りで起きていることに全く気づかない青年の馬鹿さ加減に苦笑を禁じえない。
そんな自分の心の暗さにもちょいと怖さがありますね。

続編『怖い絵2』も出たようなので、また読みたいです。

オススメ度『怖い絵』★★★★☆

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| 小説・エッセイ(な行の作家) | 14:19 | comments(2) | trackbacks(0) | - | - |
能町みね子『くすぶれ!モテない系』
能町みね子『くすぶれ!モテない系』
ブックマン社 2007年12月10日発行

CanCamやJJを読めないすべての女子たちに捧ぐ─
"100%モテないわけじゃない、特別に容姿が悪いわけじゃない、彼氏やダンナがいることもある。でも、「モテないオーラ」がモワモワとにじみ出ている「モテない系」女子"たちをあわれみ、またあわれみ、同情し、また同情し、そして別に何もせず、いじくりまわしてその嗜好や傾向をまとめた人気web連載が遂に書籍化!
(出版社/著者からの内容紹介)

くすぶれ!モテない系
くすぶれ!モテない系
能町 みね子

かなり面白かった!と思うのは、
もちろん私が「モテない系」だからだろうなーーー。

“CanCamやJJを読めないすべての女子たちに捧ぐ”っていう帯で手に取ったんですけど。
だってさー、この間図書館でCanCamをパラパラっと見たんだけど、
みんな巻き毛でおんなじメイクしてて、
同一ページに何人も写っているんだけど、
これが同じモデルなのか、それとも他人の空似(?)なのか、わかんないんだもん〜〜〜。
それでいいのか、キミたちはっ!!!???とか思っちゃう。

圏外ちゃんはヤバイけど、モテ子にもなりたくない!!
こんな「モテない系」の自意識過剰の心理をズバっとついてます。
笑いつつ、若干心が痛いゼ・・・・。

まあ、だいたいこんな趣味満載のブログを書いていることで、
自分が如何にモテない系かと世間に公表しているんだわ・・・・。

そう。本書でも書いているように、モテない系に分類される人たちは、
概して自分の趣味に対して熱い思いを持っている。
そして、それを肯定している、ように思う。
だって好きなんだもん!悪いかよ?みたいな。
ちょっと斜に構えているというか。
これが著者の言う自虐ですか・・・?

でも自意識過剰だから、宝塚とか趣味の世界に羽ばたいていくとき、
あんまり変な格好で出かけられないの。
「ヅカファンってやっぱり変」とか一般の人たちに思われたくない!
あああ、自意識過剰。
でも、この自意識が気を抜いたら落ちるところまで落ちてしまいそうな私を救っている気もしますけど。

あと、つい世間の流行を「ケッ」と思って斜め見してしまう自分。
以前ドコモが一世を風靡したとき、
「誰がドコモなんか買うかよっ」と反旗を翻し、
家族がドコモだったにもかかわらずJフォンを購入
あんなに大流行した『タイタニック』も結局(テレビ放送でも)見ずじまい。
(そしてこれからも見る気はない)

なんか、自分のことをツラツラ書いてしまいましたが、
いじり倒して救済の手はない、
「一緒にくすぶろうぜ!!」という趣向がとても笑えた。
今更自分なんて変えられないもーん。
ていうか、別に変えたくないし。(強がり?)

今もブックマン社のHPで連載中のようです→こちら

オススメ度『くすぶれ!モテない系』★★★★★

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| 小説・エッセイ(な行の作家) | 15:07 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
西澤保彦『麦酒の家の冒険』
西澤保彦『麦酒の家の冒険』
講談社文庫 2000年6月15日発行

ドライブの途中、4人の大学生が迷い込んだ謎の山荘。
そこには1台のベッドと冷蔵庫にギッシリとつまったヱビスのロング缶しかなかった・・・。
不可解な遺留品の謎を酩酊しながら推理する、ビール党に捧げる安楽椅子パズル・ミステリ。


麦酒の家の冒険 (講談社文庫)
麦酒の家の冒険
西澤 保彦

アイデアはすごく面白いと思うんですよ。

なぜ2階のクローゼットの中に隠すように冷蔵庫があったのか?
96本のビールと13個の凍ったビールジョッキの謎。
そして、1階の道沿いの部屋にポツンと置かれたシングルベット。

安楽椅子ミステリっていうのも私好きだし。
でもなー、4人が語る推理が今ひとつ納得できない。
最後の推理も同じく・・・。
それってミステリとして、一番重要なんじゃ・・・?

逆に登場人物がとても魅力的っていうならまだいいんだけれど、
(どうやら同じ登場人物でシリーズになっているようなのだけれども)
この小説を読んだ限りでは、なんか意味深ではあるけれど、
彼らの関係が全然つかめず、「なんだかな〜?」と。

そして、これは酒飲みにしかわからないと思うんだけど、
二日酔いになりそうで怖いの!(爆)
だって、ものすごく飲んでるんですよ?
ああ怖ろしや二日酔い・・・。

オススメ度『麦酒の家の冒険』★★☆☆☆

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| 小説・エッセイ(な行の作家) | 22:40 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
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