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タグふれんず

多趣味が趣味♪

読んだり☆観たり☆感じたり☆
百田尚樹『影法師』
百田尚樹『影法師』
講談社 2010年5月20日発行

光があるから影ができるのか。影があるから光が生まれるのか。ここに、時代小説でなければ、書けない男たちがいる。父の遺骸を前にして泣く自分に「武士の子なら泣くなっ」と怒鳴った幼い少年の姿。作法も知らぬまま、ただ刀を合わせて刎頚の契りを交わした十四の秋。それからー竹馬の友・磯貝彦四郎の不遇の死を知った国家老・名倉彰蔵は、その死の真相を追う。おまえに何が起きた。おまえは何をした。おれに何ができたのか。(「BOOK」データベースより)
 

美し過ぎて胡散臭い、と言う人もいるだろうけど、私は嫌いじゃないな。
素直に読むと、素直に感動します。

どこの『蝉しぐれ』?
というか、宝塚の『若き日の唄は忘れじ』?
って感じではあるけどねw

でも、私は"刎頸の友"に弱いんだよ〜〜〜〜〜!!!

これが現代小説だと納得いかないかもしれないけど、
身分の差や、貧富の差が、今の日本とは桁違いだった(と想像する)過去の日本だと、なんだかすんなり心に沁みちゃうのよね・・・。
そんなところが、私が時代小説を好きな理由だと思う。
ある意味フィクションとしてよりオブラートに包んでくれるから素直に感じられるのです。

オススメ度『影法師』★★★★☆

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| 小説・エッセイ(は行の作家) | 21:08 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
東野圭吾『マスカレード・ホテル』

東野圭吾『マスカレード・ホテル』
集英社 2011年9月10日発行

不可解な連続殺人事件の次の犯行現場は、超一流ホテル。容疑者も、ターゲットも不明。事件解決のため、一人の男が選ばれた。完璧に化けろ。決して見破られるな。(「BOOK」データベースより)


ずーーーーーっと昔に図書館に予約していた本が届きました。
半年以上前に予約してたからすっかり忘れてたよ(笑)
人気だなぁ、東野圭吾。

私が勝手に想像していた話とはちがいましたが、面白かったです。
私は本屋で帯の煽り文句「完璧に化けろ。決して見破られるな」っていうのを見て、「ホテルマンに正体を見破られないようにする話」なんだと早合点していたんですが、超簡単に言ってしまえば主人公の刑事さんがホテルマンに化けて潜入捜査をする話なので、「犯人に潜入していることを見破られるな」、ってことなんですよー。

するするっと物語の世界に入っていけるのが、著者のすごいところですよね。
長い割に「もう読み終わっちゃったな〜」っていう読後感。
このブログを始める前に何冊か読んでいて、最近はまったく読んでませんでしたが、やっぱり面白いなと思いました。

ネタバレしちゃうとつまらないので言いませんが、一言だけ!
最後の恋愛風味が胸キュン!!(笑)

オススメ度『マスカレード・ホテル』★★★★☆

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| 小説・エッセイ(は行の作家) | 12:25 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
藤本ひとみ『ジャンヌ・ダルク暗殺』
藤本ひとみ『ジャンヌ・ダルク暗殺』
講談社 2001年11月8日発行

「お前に神を見せてやる」
そう言って戦場へ出かけていった男の旗が泥に沈んでから、
従軍娼婦のジャンヌは神を全く信じなくなった。
自分の力だけで素晴らしい暮らしを手に入れる・・・!
しかし野望に燃えるジャンヌの耳に、神の声を聞くという処女ジャンヌの噂が入ってきた・・・。


ジャンヌ・ダルク暗殺
ジャンヌ・ダルク暗殺
藤本 ひとみ

藤本ひとみといえば、私の中ではライトノベル作家なんですけど。
小中学生の時、一番読んだのが藤本ひとみの小説なので。
『まんが家マリナシリーズ』が一番好きだった・・・。
響谷薫が大好きだった・・・。

そんな彼女も途中のシリーズをホッポリ出して、
一般小説へ羽ばたいてしまいました。

この人の一般小説は4冊目だったかな。
『ブルボンの封印』と『鑑定士シャルル』を2冊読んだ気がする。

今回の小説はタイトルロールは救世主ジャンヌの方ですが、
主人公は己の手腕でのし上がろうとする娼婦ジャンヌ。
このジャンヌが堪らなくカッコイイですね。
女ざかりを過ぎた30歳少し前なんですが、娼婦の技巧以上に頭がいい。
そして、蓮っ葉なわりに姉御肌で自分の娼館の娘たちを気にかけている。

オルレアンの町を脱出するところなんて、
本来仕事のために集めた娘たちなんだから置いていっても良さそうなものなのに、それをジャンヌはしないんだなー。
計算高くのし上がろうという気分満々なのに、そいうい義理は忘れない。
そんなところが非常に魅力的な人物でした。

神の声を聞くというジャンヌは、がっちりとした農婦らしい体型の娘。
最後は誰もが知っているとは思いますが・・・。
教会や国々の思惑に呑み込まれ、幸せとは程遠い人生でしたよね・・・。
後の世に聖女として迎えられたって・・・さ。
でも、信心の道をいく人は、この世の命はかりそめならば、
死ぬのは怖くないんでしょうか?
本来もっているはずの死に対する恐怖がないからこそ、
矢の降り注ぐ戦場へ出ても怖がりもしないジャンヌに兵士たちは心酔したのかもしれない。

歴史小説としてもなかなかに面白い小説でした。

オススメ度『ジャンヌ・ダルク暗殺』★★★★☆

【ブログ内関連記事】藤本ひとみ関連
 ・『たら本第35回 「おすすめ!子どもの本」』

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| 小説・エッセイ(は行の作家) | 10:44 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
古川日出男『僕たちは歩かない』
古川日出男『僕たちは歩かない』
角川書店 平成18年11月30日発行

24時間制の東京のひずみから抜け出し、26時間制の東京で知り合った僕ら料理人たち。
僕らは切磋琢磨する仲間。
その仲間たちが一人だって欠けるとは思いもよらなかった・・・。


僕たちは歩かない
僕たちは歩かない
古川 日出男

何が言いたい話なのか、いまひとつわからないけれど、
読み口は悪くない。
文章のリズムが軽快。
影絵チックな挿絵もいいし。
不思議なファンタジーワールドを作り出していました。

本の薄さも手伝って、スルスルと読み終わりました。

オススメ度『僕たちは歩かない』★★★☆☆

【ブログ内関連記事】
 ・古川日出男『アラビアの夜の種族』

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| 小説・エッセイ(は行の作家) | 09:34 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
古川日出男『アラビアの夜の種族』
古川日出男『アラビアの夜の種族』
角川書店 2001年12月25日発行

聖遷暦1213年、奴隷上がりの23人の知事たちが治めるカイロ。
その華やかなイスラムの地に、迫りくるのはナポレオン艦隊。
近代的な装備の軍隊に対抗する手段はただひとつ。
知事の麗しの側近アイユーブが探し出した、読む者を狂気に導き、歴史さえも覆す一冊の書「災厄の書」・・・。


アラビアの夜の種族 (文芸シリーズ)
アラビアの夜の種族 (文芸シリーズ)
古川 日出男

659ページのニ段組み・・・長かった〜〜〜〜(汗)

奴隷アイユーブと、語られる物語の中の3人の主人公。
主人公それぞれが様々なバックボーンを持っていて、面白いんですが、
如何せん長すぎたかも。

本筋としては、
表がナポレオンに攻撃されるエジプト。
裏が「災厄の書」の物語。

この「災厄の書」のお話がとってもファンタジーなのです。
剣と魔法と竜。全部揃ってます。
若干「RPG?」的なところもあるくらい。
1人目の主人公アーダムは醜悪の王子。
2人目の主人公ファラーは月光のごとき妖しい美しさ。
3人目の主人公サフィアーンは太陽のような天真爛漫さ。
彼らがついに出会う時・・・。
そして、その「災厄の書」に魅了されてしまう人物は・・・。

何度も言うようですが、面白いんです。
でも、もうちょっとハショってくれ。
それが一番思ったことでした。

オススメ度『アラビアの夜の種族』★★★☆☆

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| 小説・エッセイ(は行の作家) | 15:41 | comments(0) | trackbacks(1) | - | - |
福永令三『クレヨン王国のパトロール隊長』
クレヨン王国シリーズ4
福永令三『クレヨン王国のパトロール隊長』
講談社 児童文学創作シリーズ 1986年8月20日発行

星座観察の夜ノブオは山で道に迷い、いつのまにかクレヨン王国へ。
フクロウに助けられ、王国のパトロール隊長に任命された彼は、水の精と火の精の戦争に巻き込まれて…。


クレヨン王国のパトロール隊長
クレヨン王国のパトロール隊長
福永 令三, 三木 由記子

小学生のときよく読んだクレヨン王国シリーズの中でも一番好きだったのがこの『パトロール隊長』の話。
少年ノブオと水の女王の一人娘スージーとの交流が感動的だったのを覚えていました。

読み直してみると、ノブオの境遇ははかなり悲惨。
担任の先生とは全然ソリが合わず、小さいときに母を亡くし、継母の連れ子である妹きよ子を自分の不注意で交通事故に合わせ失明させてしまう…。
児童文学にもかかわらず、先生への憎しみや親たちへの暗い感情を乗り越えていく過程を描くストーリー。
主人公をもう少し大人にして、やわらかく書かれている情景描写をもっと細かく書き込めば、話そのままで立派な大人向けの小説になってしまいそう。
火の精と水の精の戦いも、病気あつめの神様が出てくるストーリーも、なにやらみんな今の世界情勢や人々の心を表しているようで大人の一人として少し耳が痛い。
子供のときは特に何も考えずに物語を追っていたけれど、その裏を見るとすごく奥の深い物語だったのかと、今更ながら驚嘆。
大人にも十分な読み応えのある児童文学でした。
他の作品も読み返してみようかな。

オススメ度『クレヨン王国のパトロール隊長』★★★★☆

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| 小説・エッセイ(は行の作家) | 21:40 | comments(1) | trackbacks(0) | - | - |
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