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多趣味が趣味♪

読んだり☆観たり☆感じたり☆
万城目学『悟浄出立』
万城目学『悟浄出立』
新潮社 2014年7月20日発行

俺はもう、誰かの脇役ではないのだ。「西遊記」の沙悟浄、「三国志」の趙雲、司馬遷の娘…。人生の見方まで変えてしまう連作集。(「BOOK」データベースより)
 

久しぶりに万城目学の本を読みました。
ブログを遡ってみたら、最後は2008年でしたよ。びっくり。

「西遊記」はさすがに何となくみんな知ってるかと思いますが、
どのお話も元の小説を知って読んだ方が100倍面白いんだろうなとは思いました。
特に「三国志」ってやつは、どうして名前と字(あざな)が違うんだぁぁぁぁ!!!とわかり難くてDoCoMo

私は、宝塚花組公演で『虞美人』を見ているので、
項羽の寵姫・虞を主人公にした"虞姫寂静"が面白かったですね。
こんなサブエピソードがあったのか⁉とドキドキしました。
(どこまで作者の創作なのかわからないので)

もしかして、どの短編も、骨格と雰囲気だけ貰って新たに組み立てたお話なのかもしれませんね。
だからこその面白さなのかも。

ちょっとズルいなぁとは思いますが、
番外編や同人誌的な、「この人を主人公で読んでみたい!」という重箱の隅をつつく需要を掘り起こし、且つ、ちゃんとそれを短編に仕立てたように感じました。

オススメ度『悟浄出立』★★★★☆
 

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| 小説・エッセイ(ま行の作家) | 21:46 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
茂木健一郎『脳を鍛える読書のしかた』
茂木健一郎『脳を鍛える読書のしかた』
マガジンハウス 2009年11月26日発行

45分でわかる! 脳を鍛える読書のしかた。 (MAGAZINE HOUSE45MINUTES SERIES # 7)
45分でわかる! 脳を鍛える読書のしかた。 (MAGAZINE HOUSE45MINUTES SERIES # 7)
茂木 健一郎

これは「茂木流『読書のすすめ』」という講演をもとにしたものらしいです。
ずいぶん薄い本で、45分で読めるというのがウリなのかと。

本の最後に小さく上記の講演をもとにした、と書かれていて合点がいきました。
だって、題名と内容はだいぶかけ離れていたので

『読書のすすめ』という題名ならわかります。
著者茂木さんの大好きな夏目漱石や『赤毛のアン』、
活字になった本の偉大さなどなどについて語られています。
でも、脳科学者として有名な茂木さんが“脳を鍛える”読書方法を教えてくれると思って読み始めた人には、肩透かし・・・。

脳の仕組みについて書かれているのは、
覚えている限りでは一箇所のみ。

本人も述べていますが、本の題名は編集者たちが決めるそうで、
作家の意見はほんの少ししか加味されないそうです。
売れてくれなきゃ困るのはわかるけど、
「ダマされた!?」とも思える題名の付け方はどうよ?と思ってしまう。

実は以前も茂木さんの著書で引っかかったことがあるんだよね。
あれは確か恋愛関係の本で、
“脳”から見る恋愛論みたいな題名だった。
でも、実際読んだら、茂木さんの恋愛論で、
これってただ一個人の恋愛論じゃん?って思った記憶が・・・。
ちょっとトラウマになりそうだな・・・。

オススメ度『脳を鍛える読書のしかた』★★☆☆☆

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| 小説・エッセイ(ま行の作家) | 21:08 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
宮ノ川顕『化身』
宮ノ川顕『化身』
角川書店 2009年10月22日発行

一週間の休暇を南の島で過ごそうと旅に出た男は、軽い気持ちで密林へと分け入り、池に落ちて出られなくなってしまう。耐え難い空腹と絶望感、死の恐怖と闘いながら、なんとかして生き延びようとする彼は、食料を採ることを覚え、酒を醸造することを覚え、やがて身体が変化し始め、そして…。端正な文体で完璧な世界を生みだした、日本ホラー小説大賞史上最高の奇跡「化身」に、書き下ろし「雷魚」「幸せという名のインコ」を収録。(「BOOK」データベースより)

化身
化身
宮ノ川 顕

装丁って大事だなぁって思いました。
ガーベラなのかコスモスなのかわかりませんが、可憐な白い花で形作られた熊のぬいぐるみ。
けれど、その隙間から覗く1つの目の恐ろしいこと・・・!
なぜか惹きつけられて手にとってしまいました。

さて、本文ですが、
第16回ホラー大賞受賞の表題作『化身』はたんたんとし過ぎてて、
ちょっと意味がわからんなーって感じでしたねぇ。
カフカの『変身』をモチーフにしていることはわかる。

むしろ3本目の「幸せという名のインコ」が一番良かったです。

個人でデザイン事務所を経営しながらも、景気悪化と共に業績不振にあえぐ男の家族の下に、真っ白い羽と葡萄色の瞳のインコがやってくる。
おしゃべり好きのインコはいつしか家族の中心に置かれるようになるが・・・。

家族への愛とか、お金への見方とか。

ラストは「そうだったのか・・・!」と、
足先からスーーーっと血の気が引きました。

3本共バラバラな感を受ける短編集。
これからどんな作家になるのでしょうか?

オススメ度『化身』★★★☆☆

【ブログ内関連記事】ホラー大賞関連
 ・岩井志麻子『ぼっけえ、きょうてえ』
 ・恒川光太郎『夜市』
 ・雀野日名子『トンコ』
 ・真藤順丈『庵堂三兄弟の聖職』

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| 小説・エッセイ(ま行の作家) | 21:31 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
森博嗣『トーマの心臓』
森博嗣『トーマの心臓 Lost heart for Thoma』
原作・・・萩尾望都
メディアファクトリー ダヴィンチブックス 2009年7月31日発行

トーマの心臓 Lost heart for Thoma (ダヴィンチブックス)
トーマの心臓 Lost heart for Thoma (ダヴィンチブックス)
森 博嗣,萩尾 望都

設定が変わっている・・・!
ドイツの男子寄宿学校の話が、
何故か日本の男子校(昭和初期?)になっている・・・。
でも、呼び名は、ワーグナ教授(校長)が付けたあだ名で、
それがエーリクやユーリやトーマ。
オスカーだけは外国の血を引いているってことで本名。

そして、物語はオスカーの一人称で進みます。

あの漫画をどうやって小説にするかっていうと、
やっぱり一人称になっちゃうのかなぁ。
迷える少年たちの心を描いているから、
三人称になると心の機微がちょっと弱くなっちゃうのかもしれない。
ただこれだと、とにかくオスカーがいないと話にならないから、
オスカーがいないシーンは書けないってことになっちゃうんだよね。
エーリクを迎えに行く場面は、
あれはユーリが1人で行くからこそ、エーリクと心が通じ合うんだと思うんだけどね・・・。

ストーリーが漫画のままで進んでしまったら、
小説化する意味がないんでしょうけど。
だけど、舞台を日本にすることはなかったんじゃないかな。

一番引っかかるのは、
ユーリの「神父になりたい」という想い。
人に役立つ仕事=神父?
初めに背景として教会が出てきたり、天使の壁画の話はあるけれど、
日本人の心にそれはど“神”それも“キリスト教”が深く刻まれているとは思えない。
しかも、ユーリは受けたリンチによって翼をもぎ取られ(たと思い)心を閉ざし、トーマはそれをとくために身体を投げ出すわけじゃないですか。

・・・・僕の翼をあげる

トーマからのメッセージは、全く使われていない・・・。

いつか壊れてしまうからこそ美しい儚げな心・・・という雰囲気は
表現されていたと思いますが、
トーマやオスカー、エーリクのユーリへの想いは、
簡単な“友情”というものにすり替えられてしまっていたのではないでしょうか?
それは、正体のわからないもの。
愛なのか恋なのか、本人すらも曖昧な感情。
漫画よりも小説の方が年齢が高めに感じたこともあるかもしれない。
もう既に彼らは大人に近づき過ぎてしまっているように感じる。

がんばったけれど、原作ファンとしては合格点はつけられないなぁ。
森博嗣ファンがどう受け止めるかはわからないけれど。
私としてはプロローグから1章あたりが一番原作に近い雰囲気で好きでした。

装丁は大好きですけどね。
思わず装丁買いしてしまいそうな程。
連載当時のイラストではないけれど、章ごとの扉絵が美しい。
色の入らない白だけの表紙もこれぞ『トーマの心臓』って感じがします。

オススメ度 森博嗣『トーマの心臓』★★★☆☆

【ブログ内関連】
 ・萩尾望都『トーマの心臓』
 ・萩尾望都『訪問者』
 ・森博嗣『女王の百年密室』

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| 小説・エッセイ(ま行の作家) | 20:14 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
森博嗣『女王の百年密室』
森博嗣『女王の百年密室―GOD SAVE THE QUEEN』
幻冬舎 2007年7月10日発行

2113年の世界。ミチルとパートナのロイディは、森の中で世界と全く交わらずに暮らす城砦都市に辿り着く。それは女王デボウ・スホに統治された、楽園のような小世界だった。しかし、祝祭の夜、王子が殺された。
明らかに絞殺の痕があるのに、誰も殺人自体を認めない、この街の秘密とは・・・?


女王の百年密室―GOD SAVE THE QUEEN (新潮文庫)
女王の百年密室―GOD SAVE THE QUEEN (新潮文庫)
森 博嗣

私の大好きな『トーマの心臓』が小説化したんですよ!
で、誰が書いたのかと思ったら、森博嗣。
名前は知っているけど・・・読んだことないっっ!ということで、
『トーマの心臓』が届くまでに試しに一冊読んでみようかと。

今から100年くらいの未来。
100年間、文明から取り残された楽園のような小都市。
そこに「神の導き」によって、迷い込んだミチルと、ロイディ。
すべてが整備され、貧富の差もなく、幸せに暮らす人々。
その出来すぎとも言える街の様子をいぶかしく思うミチル。
そして、事件は起きる・・・。

ムードがあって、雰囲気に呑まれるような文章。
ときおり、フラッシュバックのようにミチルの過去が挿入されていて、
小説にさらに謎をプラス。
SFとファンタジーとサスペンスをミックスした感じで、飽きさせませんでした。

最後のまとめ方は、ちょっと強引なんじゃ・・・とも思いましたが、
(女王とミチルとに生まれた突然の絆がよく私には理解できなかった・・・)
全体的には、なかなか良かったかなと。
特に、悩み多き少年たちの『トーマの心臓』の小説化としては、
過去にトラウマを抱えるミチルの心理描写もうまく書かれていたし、
期待が持てると思いました。

どうやら、続編も出ているようなので読んでみようかな。

オススメ度『女王の百年密室』★★★★☆

【ブログ内関連記事】
 ・萩尾望都『トーマの心臓』


トーマの心臓 Lost heart for Thoma (ダヴィンチブックス)
トーマの心臓 Lost heart for Thoma (ダヴィンチブックス)
森 博嗣,萩尾 望都

↑これが出版された森版『トーマの心臓』。
挿絵つきなんて、原作ファンには堪らんよー。

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| 小説・エッセイ(ま行の作家) | 20:21 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
森達也『死刑』
森達也『死刑』
朝日出版社 2008年1月20日発行

誰もが知っている。
けれど誰も知らない“死刑”を3年間追いかけたドキュメンタリー。


死刑 人は人を殺せる。でも人は、人を救いたいとも思う
死刑 人は人を殺せる。でも人は、人を救いたいとも思う
森達也

私が死刑を知った(もとい死刑に興味を持った)のは小学校高学年のとき。
ハマっていた藤本ひとみ(コバルトの少女ノベル)に死刑判決を受けた登場人物が出ていたから。
そんな軽〜いノリだったんですけど、
死刑囚は執行を当日の朝知らされるとか、
何故かまんじゅうが用意されているとか、
死刑囚の足元の板を外すボタンを押す刑務官は数人いて誰が本当に板を外したのかわからない仕組みになっているとか、
微妙に詳しいことが書かれていました。
その後も中学の図書室で、死刑囚だったか、刑務官だったかが書いた本(中に白黒の拘置所内の写真が載っていた気がする)を読んだりもしました。

そして去年、新宿の紀伊国屋書店で山のように積まれたこの本を見て以来、
気になってはいたんですが、ようやく図書館で借りてきました。

こんな話題ですから、最初から最後まで重たいことこの上なしですが、
読む手が止まりませんでした。

基本は“廃止”か“存置”か。
先進国では死刑を廃止した国がほとんどらしいです。
廃止していないのは、アメリカと日本くらい。
あとは中国や東南アジア、西アジアなどの発展途上国。
廃止しても犯罪が増えてはいないとのこと。
また矯正を促すための罰なのだから殺してしまっては意味がない。
だったら誤認逮捕の可能性も大いにあるのだし“廃止”にすればいい。

でも、凶悪犯に殺された遺族の心はどうなるのか?
「同じ空気を吸っていたくない」
そう言った遺族の言葉が紹介されていました。
またそれは確かで、何人もの人生を断ち切った人が生きる権利を主張してもね・・・とも思ってしまう。
オウム事件以降、“死刑廃止”はなりを潜めて80%近い人が「死刑の存続はやむをえない」としているという統計があるそうです。

私は結局どちらの意見が正しいという答えを出せませんでした。
こんな永遠のテーマと言えるべきものを、
本一冊読んだくらいで結論を出せるわけありませんが・・・。
それでも、今の実情が少しでも知れてよかったです。
今年からは裁判員制度も始まるし、他人事とも言っていられませんから。

オススメ度『死刑』★★★★★

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| 小説・エッセイ(ま行の作家) | 21:06 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
三木笙子『人魚は空に還る』
三木笙子『人魚は空に還る』
東京創元社ミステリ・フロンティア 2008年8月29日発行

零細雑誌社の記者・高弘と帝都一と絶賛される気難しくも超絶美形の天才絵師・礼。
ホームズが大好きな礼は、事件と聞くと高弘に事件解決を迫らずにはいられない・・・。


人魚は空に還る (ミステリ・フロンティア 47)
人魚は空に還る (ミステリ・フロンティア 47)
三木 笙子

表紙絵があまりにもBL!?って感じでして、
ついにハードカバーの分野にも進出か??と思わず手に取りました。
まあ、そんなことは全然なかったんですけど。
期待して損しちゃった(爆)

時代は明治。
礼の絵に惚れ込んでいる高弘と、
高弘が訳してくれるホームズのために特別に破格で絵を描いている礼の探偵物語・・・のハズなんですが、ミステリーではないですね。
ミステリー好きが読んだら怒りそう。
謎を絡めたハートフルな短編集、とでも言っておきましょうか。

4編からなるんですが、
表題作『人魚は空に還る』が情緒があって一番良かったと思います。
アマゾンの評価を読むと皆さん高評価なんですね。
でも、私的には物足りなかったかなと。
手に取った動機が不純なんでなんとも言えませんが、
むしろそっちにも話を振った方がより面白かったんじゃね?とか思ってしまう・・・。
だって、話にいまひとつパンチが足りないんだもの・・・。
キャラクターも個性を出そうとしているのはわかるけど、
まだまだ弱い印象を受けました。

そして、気になる表紙絵を描いたのは下村富美。
今調べたら、三浦しをん『まほろ駅前多田便利軒』で挿絵を担当していた方でした。
それですごく合点がいきました。
確かにあの小説もそーゆー話じゃないのに、無駄に色気を垂れ流していた記憶が・・・(笑)

オススメ度『人魚は空に還る』★★★☆☆

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| 小説・エッセイ(ま行の作家) | 11:57 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
望月昭、画:細川貂々『こんなツレでゴメンナサイ。』
望月昭、画:細川貂々『こんなツレでゴメンナサイ。』
文藝春秋 2008年4月25日発行

『ツレがうつになりまして。』のあのツレさんによる初エッセイ。

こんなツレでゴメンナサイ。
こんなツレでゴメンナサイ。
細川 貂々

やけに多いですよね、最近うつ病の人。
そんな私も数年前、結構病んでいるときがありました。
「病院行った方がいいのかな〜?」なんて思いながらも、
仕事が忙しくて結局行かぬまま、その仕事を辞めたらすっかり治ってしまったので、あれは単なる“落ち込み”に過ぎなかったんだろうと今では思っていますが。

このツレさんは正真正銘“うつ病”患者。
エッセイ漫画『ツレがうつになりまして。』を読んでからこれを読むと、
ほぼ完治したんだなぁと思って、良かったねと素直に思いました。

漫画の方は奥さん目線なんですが、
今回はうつ患者だった本人が書いた本ですから、
“痛さ”はこっちの方がかなり上。
あと、貂々さんの漫画は“笑い”につながるように書かれていたのに対し、
ツレさんのは別段笑いを取ろうという気はないので・・・ね。

真面目に生きるのは立派だけど、ボチボチ怠けていきましょう〜。

オススメ度『こんなツレでゴメンナサイ。』★★★☆☆

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| 小説・エッセイ(ま行の作家) | 13:57 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
万城目学『ザ・万歩計』
万城目学『ザ・万歩計』
産業編集センター 2008年3月25日発行

万城目学の初エッセイ集。

ザ・万歩計
ザ・万歩計
万城目 学

爆笑!!ってもんでもないんですけど、考え方が不思議。
工場が好き、なんて考えても見なかったし、
モンゴルの遊牧民に仲間入りしたいとも思わなかったし。
しゃべる鹿の起源はそこか〜〜〜!
うまいオチをつけたわ〜〜〜!

一番同感できたのは、
夏の魔物Gを責任をもって一人でやっつけたときに人は真に大人になるということ。
だよねーーーー。
私も一人暮らしをしたとき、初めてヤツを仕留めたよ。
怖かったぁぁぁ。

オススメ度『ザ・万歩計』★★★☆☆

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| 小説・エッセイ(ま行の作家) | 22:22 | comments(0) | trackbacks(1) | - | - |
森谷明子『七姫幻想』
森谷明子『七姫幻想』
双葉社 2006年2月25発行

寵姫の閨でなぜ大王は死んだのか?
時代を経てなお様々に伝わる織女伝説をモチーフに、和歌を絡めながら描く七編の連作ミステリー。


七姫幻想
七姫幻想
森谷 明子

短編一本一本が細い糸で結ばれたような連作集。
古の昔から江戸まで、織り成された姫たちの物語。

織姫と彦星のお話がモチーフになってるのかな〜?と思って読み始めたんですが、“七夕”がモチーフになっているだけで、
離れ離れになってしまった彼らが出てくることはありませんでした。

でも、わずかに絡まるストーリーを捜すのが面白い。

けっこうどれも悲しい話なんですけど、
『朝顔斎王』がほんわかと温かい気持ちになれて好きでした。

オススメ度『七姫幻想』★★★☆☆

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| 小説・エッセイ(ま行の作家) | 21:24 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
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