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多趣味が趣味♪

読んだり☆観たり☆感じたり☆
和田竜『忍びの国』
和田竜『忍びの国』
新潮社 2008年5月30日発行

伊勢を治める織田家の次男坊・信雄は一万の軍勢で、忍びの国・伊賀を攻めることになる。しかし、そこには忍びたちを統括する地侍たち謀略が張り巡らされていた。
「人にあらず」と言われた、欺きと私欲に生きる彼らの運命は・・・。


忍びの国
忍びの国
和田 竜

忍者といっても、地侍たちに搾取されつづける小作人たち。
忍者姿も実は野良着。
そしてなにより、私利私欲に生き、人を出し抜くことに長けている。
ちょっと今まで読んだことのない忍者たちでした。

その中で、主人公は「その腕絶人の域」とされた無門。
けれど彼も勿論人を人とも思わぬ残虐っぷり。
しかも、さらって来た他国の侍の娘に尻にしかれる情けなさ。
「かっこいいのか・・・・・?」という主人公。

前半は誰が誰なのか、いまひとつ掴みきれずに読んでいたんですが、
(伊賀と織田家とそれぞれ出てくるので、登場人物が結構多いのです)
後半は面白かったです。

何がイイって、どちらかが正義っていうわけじゃないところがイイですね。
歴史ってそういうものなんじゃないかな。
明らかに“悪”っていうのもなくもないだろうけど、
大方はそれぞれに事情があっての行動だろうし。

歴史を踏まえつつ、難くならずに読める歴史エンタメ小説。
また読みたいです★

オススメ度『忍びの国』★★★★☆

【ブログ内関連記事】
 ・和田竜『のぼうの城』

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| 小説・エッセイ(わ行の作家) | 21:28 | comments(0) | trackbacks(2) | - | - |
和田竜『のぼうの城』
和田竜『のぼうの城』
小学館 2007年12月3日発行

天下統一を目指す豊臣秀吉は、北条家が支配する関東を目指す。
秀吉の部下・石田三成はその支城である忍城(おしじょう)の陥落を命じられる。
圧倒的な兵力をもつ豊臣軍の前に、陥落は絶対と思われたが・・・。
しかし忍城には智も仁も勇もないがないが不思議と人気だけはある“のぼう様”と呼ばれる男がいた・・・。


のぼうの城
のぼうの城
和田 竜

やけに本屋に山積みになってるなーと思ったら、
デビュー作でいきなりの直木賞候補(受賞はしませんでしたが)。
驚きましたねぇ。

まずネーミングがいいですね。
“のぼう様”に“忍城”。湖に囲まれた“浮き城”。
「なんだろう?」って惹きつけられるし、何よりロマンがあるんだよなー。
合戦にも礼儀があって、人の生き死にでそんなこと言ってられるかとも思うけど、だからこそ型にもこだわった武士たち。

キャラクターは分かりやすいです。
漫画チックとも言えるほど。
エンタメ小説だし、私は嫌いじゃない。
真面目な歴史小説を望む人にはちょっと鼻につくかもしれないけど。
でも、かなり緻密に調べて書いたんじゃないかと思います。
「『成田記』によると〜」など、書物を引用した説明書きも多いし、
現在のどの辺りという注意書きも多い。
人工提の名残なんか見てみたいと思いました。
ちょっとしたブームになれば、そこを訪れる人が増えそうですね。

そもそも同じ内容の脚本で賞を受賞している作家さんのようで、
映像化したら迫力のある作品に仕上がりそうだなとも思いました。

うん、面白かった!

オススメ度『のぼうの城』★★★★☆

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| 小説・エッセイ(わ行の作家) | 11:16 | comments(2) | trackbacks(0) | - | - |
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