PROFILE
SELECTED ENTRIES
CATEGORIES
ARCHIVES
LINKS
BlogPeople
あわせて読みたい


09
--
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
--
>>
<<
--
タグふれんず

多趣味が趣味♪

読んだり☆観たり☆感じたり☆
秋山香乃『雨に添う鬼』
秋山香乃『雨に添う鬼−武市と以蔵−』
講談社 2010年4月発行

武市は勤王のために愛弟子を鬼に変えた。以蔵は師に認められたい一心で次々と人を斬った。師弟愛を踏みはずした先に待つものはー。幕末に散った「人斬り以蔵」の真実。傑作歴史長編。(「BOOK」データベースより)
 


だいぶ前に読んだことあった作家さんだなぁと思い、
自分の感想を読み返したら、思い出しました。

そうだ〜。妙にキラキラしい表現と男惚れの人だ〜、と。

今回も間違いなく同じ作家さんだなぁと思いました。
あははははw
なんか笑いが出ちゃうぐらいw

新撰組が好きなわりに、維新志士方面には疎く、
今回主人公の、岡田以蔵と武市半平太がどういう人物で、どういった関係にあるか全く知りませんでした。(人斬り以蔵のネーミングだけは知っていましたが)

どうやら彼らは師弟関係にあるようで、
師である半平太は、一番弟子として可愛がり、
以蔵は自分を見出してくれた半平太に必要以上の恩義を感じて、
思いつめるほど半平太の後ろについてくる…。

少年の頃からぎらぎらしたところのある以蔵に対し、
ときどき恐怖を覚えつつ、でも慕われて悪い気もせず…。

ぶっちゃけて言えば、
もっとドロドロしちゃった方が面白かったですね。
なんか煮え切らなすぎて。

たぶん、史実にある程度即して書くとこうなるんでしょう。
でもさ〜、小説なんだし、表紙はBLか!?って感じだし(笑)、
時代小説的な厚みもないのだから、
BL的にならなくてもいいから、二人の関係をもっと書き込まないと、全然面白くない…。

時代小説のカタチをとった、捻じれた師弟の愛憎物語にした方が断然面白いと思います。
だから、獄に入れられてからの最後だけはちょっと面白かったです。

オススメ度『雨に添う鬼』★★☆☆☆

web拍手 by FC2

| 小説・エッセイ(秋山香乃) | 20:51 | comments(1) | trackbacks(0) | - | - |
秋山香乃『新撰組捕物帖 源さんの事件簿』
秋山香乃『新撰組捕物帖 源さんの事件簿』
河出書房新社 2005年10月20日発行

お人よしでおせっかい焼きの源さんこと新撰組副長助勤の井上源三郎は、ついつい事件をかぎつけてはこっそり首を突っ込んでしまう。
平隊士・中村久馬、監察・尾形俊太郎もいつしかひきずりこまれて…。


新撰組捕物帖----源さんの事件簿
新撰組捕物帖----源さんの事件簿
秋山 香乃

気軽に読める本でした。
しかし、新撰組を舞台にしなかったらあまり魅力のない本・・・かな。
事件自体はミステリーでもなんでもありません。
分類分けするとすれば人情モノ。
時代劇を気軽に楽しむための本、といった感じでしょうか。

新撰組ものでは珍しく主人公は井上源三郎。
試衛館出身の最年長。そして小説などで唯一かっこよく書かれることのない人という印象がある。その分優しくて兄貴分。
“源さん”の人柄はよく書けていたと思う。

『新選組藤堂平助』『歳三往きてまた』が、
歴史にそってどっしりと書かれていたから、
今回軽ーくなっていて驚いた。
ただ、『歳三〜』に出てきた相馬主計のその後がちらっと紹介されていたのが
ファンにはちょっと嬉しいかもしれない。

オススメ度『新撰組捕物帖 源さんの事件簿』★★★☆☆

web拍手 by FC2

| 小説・エッセイ(秋山香乃) | 14:29 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
秋山香乃『歳三往きてまた』
秋山香乃『歳三往きてまた』
文芸社 2002年4月15日発行

冷酷非情なと恐れられた京都での新選組副長“土方歳三”。
しかし、鳥羽・伏見の戦いから五稜郭まで戦い続けた歳三の心は
いつしか解き放たれていく・・・。


歳三往きてまた
歳三往きてまた
秋山 香乃

山南&沖田ファンの私は鳥羽・伏見の後の戦いの様子を始めて読みました。
なんせ『燃えよ剣』ですら沖田の死んだ後の下巻は読まなかったくらいですから・・・(笑)

この本は先日読んだ『新選組藤堂平助』の続きのようです。
発刊の順番はこちらの『歳三往きてまた』の方が先ですが、
著者が書いた順番は藤堂平助の話の方が先らしいですね。

女の人が書いた本らしく、優しく煌びやかな文章。
そして、京都での“鬼”と呼ばれた土方歳三ではなく、
次々と仲間を失っていく過程を経て優しい心を取り戻し・・・というか
優しい心を片意地張らずに仲間に見せることが出来るようになった、
皆に慕われていく歳三を描いています。

特に会津での心の交友は感動的。
近藤勇のお墓があるんですよね。
昔旅行に行った会津の城下町と近藤さんのお墓の回りの鬱蒼とした山道を思い出しながら読みました。

実際のところ、登場人物も含めどこまで史実なのかわからないけれど、
土方の年若い玉置への優しさにはホロリとします。
結核の玉置を江戸に置いてきてしまった沖田総司に重ねて見てるんですけど。
その辺りなんだか切ない。
沖田や永倉たちの離脱、そして何と言っても近藤の死・・・。

正直、この作者は賛否両論わかれるだろうとは思います。
男の人にはとっつき難いとか、少女小説っぽいとか。
ちょっと“男惚れ”が入っているからなぁ。
でも、「あんたに命をあずける」という切迫した状態だからその気持ちもわかる気がする。
戦国時代にも“衆道”があったっていうし。
(そんな生々しいモノは出てきませんが)
しかし、土方に対する美麗的な装飾が多いところがそれを嫌う人には鼻につくんじゃないかな。
私は面白かったけど。
分厚いわりに文章読みやすいくてスラスラ読めました。

幕末モノ以外にも書いているということなので、
他の作品も読んでみたい。

オススメ度『歳三往きてまた』★★★★☆

web拍手 by FC2

| 小説・エッセイ(秋山香乃) | 17:50 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
秋山香乃『新選組藤堂平助』
秋山香乃『新選組藤堂平助』
文芸社 2003年10月31日発行

のちに京都で次々と維新志士たちを血祭りにあげた“藤堂平助”は、
18歳のとき初めて人を殺した。そして、その現場に居合わせたのはのちの新選組副長・土方歳三だった。
乱世の幕末を懸命に生きた新選組の面々を、侍的哲学による心の葛藤という切り口で描く。


新選組藤堂平助
新選組藤堂平助
秋山 香乃

中高生のとき、読みあさった“新選組モノ”。
その頃はいなかった新しい作家さんの作品を読んでみた。
しかも珍しく主人公は裏切り者と名高い“藤堂平助”。

藤堂平助に関しては、特に思い入れはなかった。
私が好きなのは、沖田総司と山南さん。
山南さんの切腹前夜を読んで何度ないたことか・・・。
(京都までお墓参りにも何度も行ってるし。)

でも、今回の主人公は藤堂平助。
土方さんが準主人公で、次に登場回数が多いのが永倉新八・山南さん・
斉藤一かな。

純粋に土方さんを慕って京に上った平助が、
徐々に土方のやり方や幕府のやり方に心を痛め、
伊東甲子太郎について新選組を裏切るまでを描いています。
この心理描写がなかなかよろしい!
はっきり言って、平助の土方の慕いぶりなどはフィクションなんでしょうが、彼の心の移り変わりが納得できます。
なんでも奇麗事ですまないのが政治だし、歴史でしょうが、
うまくまとめたと思いました。
また、逆にキレイすぎると鼻につくんですが、
土方の冷酷さと優しさのバランスが良く取れています。

“幕末モノ”は、あまりにもくるくると時勢が変わる、その時代のうねりに翻弄される人々の姿が書き手にも読み手にもロマンを感じさせるんだろうなぁ、と思います。
ちょっと分厚いですが、男のロマンを感じたい方はぜひラッキー

ああ、京都にまた行きたいなぁ・・・。

オススメ度『新選組藤堂平助』★★★★☆

web拍手 by FC2

| 小説・エッセイ(秋山香乃) | 13:17 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
RECENT COMMENTS
RECENT TRACKBACK



blogram投票ボタン
フィードメーター - 多趣味が趣味♪



syumi
楽天バナー
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
レンタルサーバーに独自ドメイン
SEARCH THIS SITE.
OTHERS