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多趣味が趣味♪

読んだり☆観たり☆感じたり☆
『森見登美彦の京都ぐるぐる案内』

『森見登美彦の京都ぐるぐる案内』
新潮社 2011年6月30日発行



京都好きにとっては、かなり面白い本でした。
もちろん森見さんが好きじゃないと手に取らないだろうなーって感じではありますが。

何気に私はすでに京都大学とそのお隣の吉田神社は制覇済みです…
噂の鴨川デルタだって見てきたんだよ。
普通の観光地へ行かず、森見観光しちゃいました(笑)

でもでも風景の写真もいいです!(時々森見さんも写っているけどw)
メイン写真はサカネユキさんという方が撮ったようですね。
ふんわり光のまわった優しい写真です。

森見さんの随筆も2本。
ツラツラとあてもなく書かれる文章って結構好きだったりします。
エッセイとか随筆とか。
(もちろん上手なひとが書くからツラツラ書いたように見えて読める文章なんでしょうけど)

一風変わった旅本です。
また京都行きたいなぁ。
あと、赤玉ポートワインというものを飲んでみたい

オススメ度『森見登美彦の京都ぐるぐる案内』★★★★☆

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| 小説・エッセイ(森見登美彦) | 21:47 | comments(2) | trackbacks(1) | - | - |
森見登美彦『恋文の技術』
森見登美彦『恋文の技術』
ポプラ社 2009年3月6日発行

京都の大学から遠く離れた能登の実験所に飛ばされた男子大学院生が挑む、文通武者修行!友人の恋の相談に乗り、先輩に挑戦し、森見氏に恋文の奥義の伝授を迫る、が・・・。

恋文の技術
恋文の技術
森見 登美彦

これはオモチロカッタ!と、もりみー語で言ってしまうほど良かったです。
最近、私的にそれほどヒット作のなかった森見氏作品。
今回の小説は全部主人公の書簡のみで形成されていて、
でも、相手の返事は読めないのに相手の言っていることはちゃんとわかって、
しかもヒトって相手によってこんなに文体や表現や言うことが違うんだなーと改めて面白く感じました。
友達には友達らしく。先輩には後輩らしく。生徒には先生らしく。

しかし、文通ってナツカシイ響きですよね。
今はメールになっちゃって、タイムリーで届くからとっても便利だけど、
返事来たかなーとポストをのぞく喜びってないですもんね。
書いているときも、返事を待っているときも、文通って楽しい♪

元気をもらった言葉もありました。
大学を卒業して人生の荒波に乗り出す伊吹夏子さん(主人公の想い人)が言った言葉。
「伊吹さんだって、『乗り出したくないなぁ』と思うこともあるだろ?」
「思う思う思う。でも、『やむを得ぬ!』
この『やむを得ぬ!』になんかキュンときましたよ。
ニッコリ笑って、「やむを得ぬ!」と言い切った夏子さんを見習って、
(人生の荒波に出てもうだいぶ経ちますが)何かあったら私も「やむを得ぬ!」と乗り切ろうと思いました。

心がぽァっと温かくなって読んで良かったなー思いました。

オススメ度『恋文の技術』★★★★☆

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| 小説・エッセイ(森見登美彦) | 10:37 | comments(0) | trackbacks(1) | - | - |
森見登美彦『太陽の塔』
森見登美彦『太陽の塔』
新潮社 2003年12月20日発行

休学中の京大5回生の森本は自分を振った女の子(水尾さん)の“研究”に日々を費やしていた。愛車“まなみ号”にまたがり今日も水尾さんの後を追う・・・。しかし、彼女のアパートの前で「彼女は迷惑している」と男に因縁をつけられ・・・。
2003年ファンタジーノベル大賞受賞作。


太陽の塔
太陽の塔
森見 登美彦

妄想がぱっこし過ぎてわけがわからないことになっています。
小説として成り立っているのかなぁとすら思ったり。
でも、まさしく『夜は短し歩けよ乙女』『四畳半神話体系』の原点、
って感じの作品です。
みんな同じニオイがしますね。
でも、『夜は〜』や『四畳半〜』の方がちゃんと小説になっている。
どんどん一般向けになったとも言えるかな。

しかし、クリスマスを憎悪する負のエネルギーはすごい。
「なんで日本人がクリスマス?ケッ!!!」
と思っている人って結構いるとは思うけど、
「何ですぐ恋愛恋愛っていうわけ!?恋人がいるとそんなにエライのか!!」
と思っている人も少なからずいると思うけど、
それで一本の作品を書ききったね。すごいね。

オススメ度『太陽の塔』★★★☆☆

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| 小説・エッセイ(森見登美彦) | 20:20 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
森見登美彦『美女と竹林』
森見登美彦『美女と竹林』
光文社 2008年8月25日発行

美女と竹林を愛する京都在住作家、森見登美彦の初エッセイ。

美女と竹林
美女と竹林
森見登美彦

「森見氏」と自分のことを三人称で語る、可笑しなエッセイです。
その文章がモリミーファンには楽しいでしょう。
ホント、いつものモリミーです。
そんな彼が突然、竹林の手入れをしたいと思い立つ。

しかし、森見氏はサラリーマンと二束のわらじ作家だったんですね。
「週末は月に4回しかない」
当たり前だけど、ものすごく悲哀を感じました。
締め切りは迫ってくる、けれど書き上げた娘(本)たちの宣伝のため、
サイン会だのインタビューだのに赴かなければならい。
そうなると、竹林刈りはさらに遠のいていく・・・。

友人明石氏と共に、竹林で“かぐや姫”と出会うことを夢想する森見氏。
黒髪の美女に出会えるといいですね〜〜。

オススメ度『美女と竹林』★★★☆☆

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| 小説・エッセイ(森見登美彦) | 09:18 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
森見登美彦『有頂天家族』
森見登美彦『有頂天家族』
幻冬舎 2007年9月25日発行

時は現代、下鴨神社糺ノ森に暮らす狸の一族。
しかし今は亡き父の威光消え、下鴨四兄弟のひとりは「面白主義」、ひとりは「引きこもり」、ひとりは「未熟者」、ひとりは「土壇場に極端に弱い」。
そんな四兄弟は一族の誇りを取り戻すべく奔走するも、
彼らの前に立ちはだかるのは、敵対する夷川家や半人間・半天狗の美女「弁天」、すっかり落ちぶれて出町柳の四畳半に住む「赤玉先生」などなど。
狸・天狗・人間の三つ巴が始まった!


有頂天家族
有頂天家族
森見 登美彦

ひと言でいうと、“家族愛”の物語。

今どきこんな家庭があったら素晴らしいですねぇ。
雷が苦手な母のため、何処にいようと彼らは雷鳴が轟く時は、
母の元へ走り出す!

しかも母、極度のヅカファン(笑)阪急電車に乗って一路宝塚へ。
化けるのは“美青年”オンリーだし。
母が化けた美青年にお会いしてみたいわ♪
関西だとあちこちに公演のポスターが普通に貼ってあるもんなー。
この間大阪行ったら、梅田駅にあるデカイテレビでCMオンエア。
東京の方じゃ考えられませんって!!

おっとっと、本題に戻りますと、
そんな母と謎に満ちた死を遂げた偉大なる父を愛する、狸四兄弟の物語。

お話はけっこう長かったかな、と。
厭きちゃうわけではなかったけどね。
章ごとに一応話が分かれているので、
プツプツ切れてちゃってるかなぁとは思っちゃいました。
私はどうも一気読みできる方が好きなので。

でも、もりみーワールドは健在でとても楽しめました。
『夜は短し歩けよ乙女』の偽電気ブランも再登場。
おーっと、このお酒の製造はここでなされていたのかーと裏事情がわかってなんだか嬉しい。
森見さんはお酒をかなりたしなむのかな?
酒盛りシーンがよくよく目につくんですけど(それは私が酒飲みだから?笑)
焼酎を赤玉ポートワインで割ったものを“赤割り”というって書いてあるけど、本当かなー?おいしいのかなー?
京大生たる者、酒飲みでなければつとまらん!とか(笑)

狸と天狗と人間。
悪者でもどこか憎めない人情ファンタジーだったと思います。
第2部にも期待大!
赤玉先生のご子息帰還、だそうで。見逃せないぞ〜!

オススメ度『有頂天家族』★★★★☆

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| 小説・エッセイ(森見登美彦) | 22:34 | comments(0) | trackbacks(1) | - | - |
森見登美彦『きつねのはなし』
森見登美彦『きつねのはなし』
新潮社 2006年10月30日発行

京の骨董店を舞台に現代の「百物語」の幕が開く。
細長く薄気味悪い座敷に棲む狐面の男。
するすると走り去る胴が異様に長い獣の影。
果実の中でとぐろをまく美しい龍の根付・・・。
端整な筆致で紡がれ、妖しくも美しい幻燈に彩られた奇譚集。


きつねのはなし
きつねのはなし
森見 登美彦

えーっと、ちょっと難しかったかなぁ?というのが感想。

少しずつゆるくリンクしている連作でもあるんですが、
どのお話も読んでいてうろ覚えになってしまい、
でも読み返すほどの気力もなくて、
骨董店の他にも、狐のお面や不思議な獣や龍の根付など、
短編をまたいでちょこちょこと出てくるんだけどつながりが良くわからなかった。
お話の筋にしても、“不思議な話”なわけで、
結論がなんなのかとかはどうでもいいのかもしれない。

この作品は他の本と比べると全然イメージが違うんですが、
舞台はやはり何が起きても不思議じゃない京の街。
とにかく雰囲気を楽しめばそれでいいかな。

オススメ度『きつねのはなし』★★★☆☆

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| 小説・エッセイ(森見登美彦) | 13:55 | comments(0) | trackbacks(2) | - | - |
森見登美彦『新釈 走れメロス 他四篇』
森見登美彦『新釈 走れメロス 他四篇』
祥伝社 2007年3月20日発行

表題作・教科書でもお馴染みの太宰治『走れメロス』など、
文豪が書いた短編を現代版としてリメイク。
またもや変人京大生が京の街を走る!


新釈 走れメロス 他四篇
新釈 走れメロス 他四篇
森見 登美彦

山月記、薮の中、走れメロス、桜の森の満開の下、百物語。
以上の短編を森見さんが現代版としてリメイクした本書。

やっぱり原作を知っている『走れメロス』が一番楽しめました。
他の作品も元ネタを知っていればもっと楽しめたのかも。
でも、原作のファンは怒るかも(笑)

他の森見作品と同じく京大生が主人公。
そして『夜は短し歩けよ乙女』とリンクしまくりです。
“図書警察隊”とか“パンツ番長”とか“詭弁論部”とか。

とにかく森見さんの作品は遊びがいっぱいだなぁと思う。
そして、それがちょっぴりブラックユーモア。
別に他人を蹴落として笑いを取りにくる、ってことではなく、
爆笑というよりも苦笑に近い気がする。
それがなんとも味がある。

今日本屋に行ったら雑誌『ダ・ヴィンチ』に森見登美彦特集が載っていました。
全然お洒落じゃない(爆)京大生時代行きつけのカフェなんかが紹介されていて、もちろん京都の地図もあり、面白かったです。
もちろん買わずに立ち読みしました。(本屋さんゴメンナサイ)

オススメ度『新釈 走れメロス 他四篇』★★★☆☆

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| 小説・エッセイ(森見登美彦) | 20:46 | comments(2) | trackbacks(2) | - | - |
森見登美彦『四畳半神話大系』
森見登美彦『四畳半神話大系』
太田出版 2005年1月5日発行

大学三回生の春までの二年間を思い返してみて、実益のあることなど何一つしていないことを断言しておこう。
その責任はとあるサークルと唾棄すべき親友小津にある・・・。
崩れかけのアパートの四畳半に住まうトンチキな大学生の妄想が京都の街を駆け巡る!


四畳半神話大系
四畳半神話大系
森見 登美彦

第一話を読み終わったときは、
正直つまらなくもないけれど、大して面白くもないな〜という感想だったんです。
しかも、この終わり方であと三話はどういう話になるの?と。
でも、作者に負けました(笑)
ああ〜〜〜、こういう話の作り方になっていたのか〜〜〜とびっくり。
キーポイントというわけではないんですが、
必ず出現する“もちぐま”の使い方が上手い。
“ふわふわ戦隊モチグマン”というネームングもかわいいし。
私はビミョーに繫がっている感に弱いのです。

主人公は京大に通う大学生。
彼が第一話で入るサークルは映画サークル「みそぎ」。
彼と親友小津はサークルのボス城ヶ崎先輩に反旗を翻し、
二人で別の映画を撮っている。
その映画に「また阿呆なものを作りましたねぇ」と感想を述べてくれるのが、ひとつ年下の明石さん。
そして、主人公のアパートの真上に住んでいるのが謎の人物樋口さん。
さらに登場する樋口さんの飲み仲間・歯科衛生士の羽貫嬢。
もちろん『夜は短し、歩けよ乙女』に出てくる彼らです!!
樋口さんなんて、小津の師匠として相当登場していました。
彼の正体はなんだか良くわからず・・・でしたが。
でも、これは『夜は短し、歩けよ乙女』とセットで売れますね。本屋さん!

主人公の親友小津は三度の飯より人を貶めることが大好きな悪キャラなんですが、こいつがまたイイ味出してます。
妖怪めいたにやにや笑いをし、蝙蝠のように人々の間を行き交い、
親友までも貶め、逃げ足は天下一品。
絶対友達になりたくないけど、彼はかなりの切れ者ですね。
そして、実は彼女がいるという噂も・・・。
彼女の前では「イイ子」でいるらしいという話も・・・。

なかなかに面白く読める作品でした。
特に、第四話が私は好きだな。

オススメ度『四畳半神話大系』★★★★☆

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| 小説・エッセイ(森見登美彦) | 13:13 | comments(2) | trackbacks(5) | - | - |
森見登美彦『夜は短し歩けよ乙女』
森見登美彦『夜は短し歩けよ乙女』
角川書店 2006年11月30日発行

天然キャラの「黒髪の乙女」にひそかに想いを寄せる「先輩」は、
夜の先斗町に、神社の古本市に、大学の学園祭に、彼女の姿を追い求めた。
しかし「先輩」を待ち受けるのは奇々怪々なる面々が起こす珍事件!
2007年本屋大賞第2位を獲得。


夜は短し歩けよ乙女
夜は短し歩けよ乙女
森見 登美彦

妄想系の「先輩」と天然キャラの「黒髪の乙女」の珍道中。
勝手に珍道中をしているのが彼女で、
そんな彼女に振り回され踊らされて、汗水を滴らせて珍道中を繰り広げてるのが先輩です。
現実的ではまったくなく、そんなところが楽しい小説でした。

天然キャラというヒロインの設定はまあ良くあるように思います。
いかにも不自然に街中での遭遇を繰り返す先輩を見ても、
「あ!先輩、奇遇ですねぇ!」と笑顔。
そんなわきゃないだろ!(笑)
でも彼女、ほんわか可愛いように見えて、超酒豪。以下抜粋。

私は太平洋の海水がラムであればよいのにと思うぐらいラムを愛しております。もちろんラム酒をそのまま一壜、朝の牛乳を飲むように腰に手をあてて飲み干してもよいのですが、そういうささやかな夢は心の宝石箱へしまっておくのが慎みというもの。

ラッパ飲みするお酒が“ラム”というところが、本物の酒飲みっぽくていいっすね。
“デンキブラン”ならぬ“偽電気ブラン”なんてものも出てくるし。
飲んでみたいな〜“偽電気ブラン”。
“デンキブラン”は以前浅草の神谷バーで飲みましたけどね。
まわりオジちゃんばっかりで賑やかにナンパをされた覚えがあります。
自称天狗の樋口さん(彼はホントに何者?)や、飲み会に乱入しただ酒を鯨飲する羽貫嬢の仲間に加わり、私も一酒飲みとして彼らの飲み会に参加したいものです。

そして、登場人物のヘンテコキャラに文学的な文章が妙にハマってます。
舞台を京都にしてあるのもミソでしょうね。
『鴨川ホルモー』を読んだときも思ったんだけれど、
不思議系の話とか、「まあ、京都だからね」という理由で許されることって多いと思います。
でもでも、青春(ストーカー)小説で面白かったです!

樋口氏と羽貫嬢と映画サークル「みそぎ」が、
『四畳半神話大系』という別の本にも出てくるそうなので、
これは読むのが楽しみ!

オススメ度『夜は短し歩けよ乙女』★★★★☆

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| 小説・エッセイ(森見登美彦) | 20:29 | comments(4) | trackbacks(1) | - | - |
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