PROFILE
SELECTED ENTRIES
CATEGORIES
ARCHIVES
LINKS
BlogPeople
あわせて読みたい


07
--
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
--
>>
<<
--
タグふれんず

多趣味が趣味♪

読んだり☆観たり☆感じたり☆
桜庭一樹『ほんとうの花を見せにきた』
桜庭一樹『ほんとうの花を見せにきた』
文藝春秋 2014年9月25日発行

少年「梗」を死の淵から救ったのは、竹から生まれた吸血鬼バンブーだった。心優しきバンブーと、彼に憧れる梗との楽しくも奇妙な共同生活が始まる。だが、バンブーにとって、人間との交流は何よりの大罪であった。(「BOOK」データベースより)
 

正体がバレないように気を付けてるわりには日常的に空を飛んだり、
彼らの政府がどう機能してるのかイマヒトツ伝わってこなかったり、
ここは日本の過去なのか未来なのか、ハタマタ全然違う日本なのか不明だったり、
突っ込みどころ満載なんですが、泣いた!!!

だって、命を救われた梗ちゃんのムスタァへの慕いっぷりが!!!
こーゆーのに弱いのようぅぅぅ!!!
彼らの愛と寂しさがひしひしと伝わってきてですね、号泣。

ムスタァの相棒の洋治の物静かそうな雰囲気もツボだし。
涙の痕のある赤い表紙の詩集を大事に持ってる洋治。

実は私は、「ぼくの○○(人の名前)」っていう表現に弱いw
人をモノみたいに言う言葉、現実だったら絶対嫌なんだけど、
物語上でこのセリフが出てくると泣く頻度高いんだよねー。
おそらく、ベルばらから来てるんですけどね、コレww

「私のアンドレ」「俺のオスカル」という名台詞。

もうすり込みだと思うわww

今回散々、「ぼくのムスタァ」「ぼくのバンブー」って繰り返されて。
その執着心に何故かホロリと来てしまうのですよね。

吸血鬼ものってのにも弱いかもしれない。
人とは違う時間を、大多数の人間の中で生きていくって、
本当につらいと思うんだ。
まぁぶっちゃけ、ポーの一族ですけどw

メインの『ちいさな焦げた顔』に、短編『ほんとうの花を見せにきた』と『あなたが未来の国に行く』の2本が付いている感じの作りです。
最後の短編には洋治の中国にいたころの様子がちらっと出てきて、萌えます。

が、私はスピンオフなら、ムスタァを助けた時の洋治の話が読みたいよ!!
お願い、桜庭さん!!

オススメ度『ほんとうの花を見せにきた』★★★★☆

【2014,12,25追記】拍手からコメントくださった方へ
>き*さん
今回はヅカ脳じゃないんですよ!ベルばら脳なのです(`・ω・´)キリッ
ヅカのベルばらは好きじゃない、原作至上主義者なものでw

オススメの本を検索してみたら、翻訳モノなんですね!
人間ドラマ、面白いですよね。
私もたまにはヅカに関係ないものを読まねば〜!

【2014,12,26追記】拍手からコメント下さった方へ
>き*さん
私も、小池先生あたりに演出しなおしてもらったら、
あのカーテン前芝居がなくなると思うんですよ。
私、何より舞台転換が好きなので、ベルばらのストレスの溜まること!溜まること!
オスカルも妙に女々しいことあるし…ちゃんとわかってる??って思います。
場面ごとの爆発力はすごいと思うんですけどねー。

そして、お披露目演目が出ましたね!!
ハズレではない!よかった!\(^o^)/

web拍手 by FC2

| 小説・エッセイ(桜庭一樹) | 22:22 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
桜庭一樹『伏 贋作・里見八犬伝』

桜庭一樹『伏 贋作・里見八犬伝』
文藝春秋 2010年11月30日発行

いにしえの因果はめぐり、江戸の世にーちっちゃな猟師の女の子の命を賭けた大捕物。
(「BOOK」データベースより)


桜庭一樹の本は暗い。
・・・という印象があったんですが、久しぶりに読んだ本作、
テーマに重みはありつつも、文体や登場人物に軽快さがあって、
するすると読み進めることが出来ました。
主人公が男勝りながらまだ14歳の女の子で、人の良さそうなお兄ちゃんが妹のために走る走る。
そんな情景が目に浮かぶようで、可愛らしいです。
それでも本は分厚くて結構重量があるんですけどね。

人と犬との間に生まれた“伏”たちと、彼らを狩る猟師の物語。

凶暴化し、人間に害をなす存在として狩られる伏だけれども、
彼らにもこの世に生まれ落ちた悲しい過去がある。
人と伏と、決してどちらを悪ともせず進む物語がいいなと思いました。

オススメ度『伏 贋作・里見八犬伝』★★★★☆

web拍手 by FC2

| 小説・エッセイ(桜庭一樹) | 22:24 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
桜庭一樹『本のおかわりもう一冊』

桜庭一樹『本のおかわりもう一冊 桜庭一樹読書日記』
東京創元社 2012年9月28日発行

あの3・11の日も、サクラバカズキは本を抱えて避難した。どんなことがあっても、やっぱり本は手放せないのだ。動揺する心をなだめてくれた本、陽気な犬との慣れない生活を助けてくれた本、忙しない日々の一服の清涼剤となった本ー読書と執筆漬けの日々を過ごす作家の、今回のおすすめ本は。(「BOOK」データベースより)


最後に桜庭一樹を読んだのいつだっけ?と自分のブログを探ったら、
2008年で驚く。
直木賞を取ったらしい『私の男』が最後でした。

それから4年も経って、桜庭さんも立派な(私が言うことじゃないけど、本書を読んだら、いっぱい本書いてて、まわりにいっぱい編集さんがいる!と思ったので)小説家になっていて、さらに時間の経過を感じました。

『桜庭一樹読書日記−少年になり、本を買うのだ』という本も読んでいて、
(遡るまですっかり忘れてました
感想を読み返したら、
「新宿の近くに住んでるのかー都会だわー」とか、
「読書のメインが翻訳書とか頭良さそう!!」とか、
今回感じたことのまんまじゃないか(笑)

違うところは、東日本大震災を経験しているところです。
本って、生きる上で絶対必要なものでもないけれど、
傍らにあって欲しいものだと思います。
震災後に宝塚の舞台を見にってホッとしたように、
本も当たり前のように生活にあるものだから、ないなんて日常じゃないもの。

「どれが読みたいかな〜」って、またメモりながら読みましたよ。
桜庭一樹『伏〜贋作・里見八犬伝』と、山田正紀『宝石泥棒』が面白そうかなと。

読書って孤独な趣味といえばそうだけど、
感想言い合えたり、おすすめが聞けたりすると楽しいですよね。
だから、読書日記って面白い。

オススメ度『本のおかわりもう一冊』★★★☆☆

web拍手 by FC2

| 小説・エッセイ(桜庭一樹) | 20:45 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
桜庭一樹『私の男』
桜庭一樹『私の男』
文藝春秋 2007年10月30日発行

お父さんからは夜の匂いがした。
狂気にみちた愛のもとでは善と悪の境もない。暗い北の海から逃げてきた父と娘の過去を、美しく力強い筆致で抉りだす著者の真骨頂『私の男』。

出版社 / 著者からの内容紹介

私の男
私の男
桜庭 一樹

なんて言えばいいんだろ・・・?ってな感じの作品でした。

地震で家族が死に、親戚の養父に育てられた花は明日結婚する。
しかし、彼らの関係は彼らにしかわからない濃密なもの・・・。

語り手を変えながら遡っていく物語。
理解できるような気がするところもあるにはあるけど、
ひたすらに黒く歪んだ世界でした。
完璧に彼は狂っている、と思う。
そして、そんな養父から逃げたくて、でも逃げたくない、娘。

でも、逆になんであんなに偏愛していた養父から逃げようと思ったんだろう?
それが読んでいて謎でした。
「骨になっても一緒」とまで考えていたのに。
物語が遡っていく分、心の動きも反対方向に動いていて、
本の最後の始まりの物語を読んだ今、もう一度頭から読めば理解できるのか・・・?

まあ、もう一度読みたくはない・・・かな〜。

オススメ度『私の男』★★★☆☆

web拍手 by FC2

| 小説・エッセイ(桜庭一樹) | 21:10 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
桜庭一樹『桜庭一樹読書日記−少年になり、本を買うのだ』
桜庭一樹『桜庭一樹読書日記−少年になり、本を買うのだ』
東京創元社 2007年7月31日発行

こよなく愛するジョン・ディクスン・カーのミステリから、ガルシア=マルケスの小説、茨木のり子の詩集、三島由紀夫のエッセイまで。
『Webミステリーズ!』好評連載に豊富な注釈や書誌データを盛り込んで単行本化。


桜庭一樹読書日記―少年になり、本を買うのだ。
桜庭一樹読書日記―少年になり、本を買うのだ。
桜庭 一樹

本を読まない人って「本好きだよ」って言うと「頭いいんだねー」っていうリアクションをする人が多いんですけど、
私は翻訳モノって全然読まないので、翻訳モノを読む人って「頭良さそう」と思ってしまう。
桜庭さんは日本の作家より、翻訳小説の方の分量の方が多いみたい。
とにかく多読。
私、そんなに読むの遅いとは思わないんですけど、
一日にそんな何冊も読めないッス。
ってか読書にあてている時間が短いのかな〜?
寝る前の1時間くらいだから、普通の単行本読み終わるのだと、
3〜4日はかかるし。
分厚いのだと10日くらいかかっちゃうし。
途中別の本に浮気して、同時進行してたりもするし。
このままじゃ【ほんぶろ】から除名されちゃうよーーー、と少し焦る。

さて、本書の中身ですが、読んでいる本についての感想とかよりも、
日常としてどんな本を読んでいるか、という感じですね。
新宿駅から徒歩15分くらいの超都会に住んでいらっしゃるようで、
紀伊国屋本店が庭。
いーわねー、近くに住んでたら用事がなくても徘徊しちゃうな私も。
でも、ほぼ確実に何も買わないけど(爆)・・・すいません。
みんなに本を買ってもらって生計を立てているんだから、
自分も本にお金を使うのは正しいという考えなんですね。
エライもんじゃのう・・・。
『少年になり、本を買うのだ』という副題がまぶしい。

編集さんとの打ち合わせや、サイン会や出版後の書店めぐり、インタビューなど、執筆の他にもある色々なお仕事が垣間見えるのも楽しい。

紹介されている本で読んでみたいなーと思ったものをあげてみる。
山尾悠子『ラピスラズリ』J・M・スコット『人魚とビスケット』
エマニュエル・ボーヴ『きみのいもうと』、森谷明子『七姫幻想』
レ・ファニュ『吸血鬼カーミラ』、芦辺拓『グラン・ギニョール城』

ここいらで、イッチョ翻訳モノに挑戦してみたいなーと思いました。

オススメ度『桜庭一樹読書日記』★★★☆☆

web拍手 by FC2

| 小説・エッセイ(桜庭一樹) | 10:45 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
桜庭一樹『青年のための読書クラブ』
桜庭一樹『青年のための読書クラブ』
新潮社 2007年6月30日発行

東京・山の手の伝統あるお嬢様学校、聖マリアナ学園。
外界から見ればヴェールに包まれた校内には、学園の異端者たちが集う「読書クラブ」があった。
そこに保存されているのは、語り継がれる秘密の〈クラブ誌〉。
学園史上抹消された数々の珍事件が、名もない女生徒たちによって脈々と記録され続けていた・・・。


青年のための読書クラブ
青年のための読書クラブ
桜庭 一樹

桜庭一樹3冊目。
『赤朽葉家の伝説』とはだいぶ雰囲気が違いました。

3歳から18歳まで同じ学び舎で過ごす超お嬢様学校が舞台。
女子高といってもやり過ぎやろ〜(笑)というような、
毎年人気投票によって“王子”なる人物が選出されたり。
語り手の一人称が“ぼく”だったり。
リアリティはないけれど、雰囲気は嫌いじゃない。
森見登美彦も大正ロマンっぽい文章だな〜と思ったけれど、
桜庭さんは大正ロマン+乙女心って感じだろうか。
書き手が女性だということがとてもよくわかる。
盛り上がりに欠けるとうとうとした文章なんだけれど、
時々妙にキラキラしくって素敵だ。

“読書クラブ”という設定がまた本好きがつい反応してしまうツボをついている。
お嬢様学校でのお話なのに題名は“青年のための”読書クラブ。
題名の付け方も謎めいていて素敵♪

オススメ度『青年のための読書クラブ』★★★☆☆

web拍手 by FC2

| 小説・エッセイ(桜庭一樹) | 20:27 | comments(0) | trackbacks(1) | - | - |
桜庭一樹『赤朽葉家の伝説』
桜庭一樹『赤朽葉家(あかくちばけ)の伝説』
東京創元社 2006年12月28日発行

「山の民」に置き去られ、のちには製鉄業で財を成した旧家赤朽葉家に輿入れし、「千里眼奥様」と呼ばれることになる、祖母・万葉。
町で噂の不良少女となり、そののち暴走族レディースの頂点を極めた母・毛毬。
そしてニートのわたし・トーコ。
高度経済成長、バブル崩壊を経て平成の世に至る現代史を背景に、鳥取の旧家に生きる3代の女たち、そして彼女たちを取り巻く不思議な一族の血脈を描いた物語。


赤朽葉家の伝説
赤朽葉家の伝説
桜庭 一樹

桜庭一樹の作品は2冊目。
前回読んだ作品は『少女には向かない職業』だったんですが、
私には本書の方が面白かったかな。
何を言いたいんだかよくわからない話ではあるんですが、
“山の民”出身の不思議な娘・万葉がとても魅力的でした。
主人公は語り部トーコなのかとも思うけれど、
万葉がとりあえず最後の神話の時代の担い手としての主人公でしょう。

“赤朽葉家”の“旧家”そのものとして生きていた人たちが、
現代になるにつれ、個々の人間にとして生きるようになる。
戦後半世紀という短い間に、人も街もこんなにも様変わりしたのかと、
目を見張るばかりでした。
中国地方のたたらを生業とした村。
旧家を文字通り頂点に造られただんだんの村。
上へ行きたい、少しでもいい生活がしたいという願望が戦後の発展を支え、
逆にその子供たちは迷走し始めたのか・・・?

私はトーコよりもちょっと年上くらいなのでよくわかるんだけど、
仕事に対して何かをやり遂げたいとかって、あんまりない。
もちろん夢を持って励んでいたこともあったけど、
今ではとりあえず趣味にでも生きるか、といった感じなので食べる分だけ稼げればいいかなと。
だから高校出てからずーっと同じ会社で働きつづけた親たちの世代には本当に感心する。
それが普通だった時代と、ひとつのところでずっと働いている人を見ると、
「えらいね」って言ってしまう世代。
そんな時代の移り変わりが興味深かったです。

そして、第3章になってようやく何に向かって話が流れてきたかが見えてくるというか、突然そっちに話が流れるのか〜と結構驚かされました。

第137回直木賞の候補作になった本書。
結局受賞は逃したようですが、なかなか楽しめる本でした。

オススメ度『赤朽葉家の伝説』★★★★☆

web拍手 by FC2

| 小説・エッセイ(桜庭一樹) | 15:13 | comments(2) | trackbacks(2) | - | - |
桜庭一樹『少女には向かない職業』
桜庭一樹『少女には向かない職業』
東京創元社 ミステリ・フロンティア 2005年9月30日発行

下関近くの小さな島に住む大西葵13歳。
彼女は中学2年生の一年間で、人をふたり殺した・・・。
大人と友人に挟まれて揺れ動く心を描いた物語。


少女には向かない職業
少女には向かない職業
桜庭 一樹

「あたし、大西葵13歳は、中学2年生の1年間で、人をふたり殺した。」
という、結構インパクトのある帯が付いていたため手に取った。
はやりの少年犯罪?と思ったからだ。

著者の本は初めて読んだのだけれど、どうやらライトノベルスから入った作家らしく、本書が初の一般向け作品とのこと。
読んだ感想としては、一般よりややライトノベルスに近いと思った。
まあ、主人公が中学生だしね。
でも、少女の心がとても巧みに描かれていて感心した。
「ああ、中学生ならではの悩みだよね」という、
恋愛や親に対する複雑な思い・・・。

最初の一文から、彼女がふたりの人間を殺してしまったことがわかってはいるんだけれど、その過程にハラハラして厭きずに読めた。

オススメ度『少女には向かない職業』★★★★☆

【桜庭一樹オフィシャルサイト】http://sakuraba.if.tv/

web拍手 by FC2

| 小説・エッセイ(桜庭一樹) | 14:24 | comments(0) | trackbacks(4) | - | - |
RECENT COMMENTS
RECENT TRACKBACK



blogram投票ボタン
フィードメーター - 多趣味が趣味♪



syumi
楽天バナー
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
レンタルサーバーに独自ドメイン
SEARCH THIS SITE.
OTHERS