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多趣味が趣味♪

読んだり☆観たり☆感じたり☆
デュマ『三銃士』

デュマ『三銃士』全2巻 岩波文庫 
訳者・・・生島遼一 


『モンテ・クリスト伯』を読んで面白かったので、
こっちも読んでみました。

以前に、少年文庫で読んでいたんですが、今度はちゃんと大人向け。
でも、記憶がおぼろげな上、
三谷幸喜版の『三銃士』を見ていたので、
ミレディーが思っていた以上に極悪人で驚きました。

「ミレディーが好きなのは、ミレディー♪」
なんて、人形劇で言ってましたが、そんな軽いものではなく、
相当野心に燃えた女でした。

でも、ミレディーが最初に罪を問われる理由は大したことないんです。
その後、どんな手を使ってでも這い上がってやろうという意気込みがすごいと思うけど。

ミュージカルとかにもなってるけど、
舞台でもこんなラストなのかなぁ?と不思議に思いました。
だって、いいとこ全然ないんだもん。

頭と顔のイイ悪女の代名詞としては申し分ないですけどね!

若者ダルタニャンの活躍ぶりや、恋に急降下に落ちる様にも、
何となく合点は行かないのも、読む手が進まない原因でしたが。
上下巻しかないのに、2ヶ月ぐらいチビチビ読んでたよ〜
もっとスカッとする話だと思ってたな〜。

オススメ度『三銃士』★★★☆☆

【ブログ内関連記事】
原作『モンテクリスト伯』読了。
A.デューマ『三銃士』

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| 小説・エッセイ(海外作品) | 22:16 | comments(2) | trackbacks(0) | - | - |
スタンダール『赤と黒』(上巻)
スタンダール『赤と黒』(上巻)
桑原武夫・生島遼一訳 岩波文庫 1958年6月25日発行

ナポレオン没落後、彼に憧れるも武勲による立身の望みを失った貧しい青年ジュリアン・ソレルは、僧侶として高みに昇ろうと決意する。
ジュリアンは、ずば抜けたラテン語の知識と美貌で貴族社会に分け入っていくが・・・。


赤と黒〈上〉 (岩波文庫)
赤と黒〈上〉 (岩波文庫)
桑原 武夫,生島 遼一

宝塚の公演で『赤と黒』を観てから、
読んでみたいなぁとずっと思っていた作品でした。
そしてやっと読み出したんですが、とりあえず上巻で小休止。
いつも軽〜いモノばかり読んでいる私には、
フランス文学はちょっと長かったですね。

もちろん、面白くないわけではないんですけど。
私の頭の中では、
ヅカ公演で主人公を演じた安蘭けい=ジュリアン
同じくヒロイン遠野あすか=レナール夫人
ってなわけで、私が勝手に脳内変換をして面白い上に、
なんと言ってもレナール夫人のキャラが面白かったです。

野望に燃える若き(幼き?)ジュリアンが、
ラテン語の家庭教師として、市長レナール氏の家で暮らすことになるわけですが、最初彼女はその感情が恋だとは気がつかない。
とにかく純粋培養のお嬢様が、そのまま30歳の3人の子持ちになってしまったようなお人。
でも恋に目覚め、逆に夫レナール氏にバレそうになった時の彼女の策略。
女は変わるもんじゃのーと笑えました。

ジュリアンもジュリアンで、
最初夫人の手を握ろうとしたのは、
恋でもなんでもなくて、ただ白い手が美しかったことと、
貴族の女を征服したかったという・・・。
ただ段々と本当に夫人が愛しくなり、
子供たちが可愛くなるんですけどね。
すごく才能があり一生懸命な若者でなんですけど、
自分が偽善者であることを知っている。
一癖もふた癖もある、かなりの不思議ちゃんです。
時々共感出来たりもするんですが、
次の瞬間やっぱりわけがわからない行動を取ったりと・・・。
謎に満ちたジュリアンの行動とその思い・・・。

一応結末は知っているんですが、
また下巻も読みたいと思います。

オススメ度『赤と黒』★★★☆☆

【ブログ内関連記事】
 ・宝塚星組東京特別公演『赤と黒』

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| 小説・エッセイ(海外作品) | 14:01 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
A.デューマ『三銃士』
A.デューマ『三銃士』(全2巻)
生島遼一訳 岩波少年文庫 1951年12月15日発行 

ガスコーニュの田舎から銃士に憧れパリにやってきたダルタニャン。
しかし、さっそく王と枢機卿が争う宮廷の陰謀にまきこまれてしまう。
ダルタニャンは、親友となった三人の銃士アトス・アラミス・ポルトスと共に、命がけで、イギリスへ渡った王妃のダイヤをとりもどそうとするが・・・。


三銃士〈上〉 (岩波少年文庫)
三銃士〈上〉 (岩波少年文庫)
アレクサンドル デュマ,Alexandre Dumas,生島 遼一

この間、佐藤賢一著の『二人のガスコン』『ダルタニャンの生涯−史実の三銃士−』を読んだので、うろ覚えだった『三銃士』を再読しました。

ダルタニャンの冒険も、ミレディーの陰謀も、さすがに面白かったです。
でも、少年文庫を再読するといつも思うんですが、
子供のころはすんなり読んでいた小説を大人になって読み返すと、
説明書きの短さと展開の速さに驚きます。
恋に落ちるダルタニャンの速さったら、急降下ってな感じ。
しかも相手は人妻だから(笑)
でも、あの頃って“恋”は既婚者(または未亡人)のたしなみで、
独身女性はお呼びではなかったとか。
時代や場所が変わると、常識って全く変わるものなんですねぇ。

大人向けの『三銃士』が図書館で見つからずに、
少年少女向き(中学生向け)の小説だったので、
もっとちゃんとした本を読めばまた違った印象になるのかな。

でも、ダルタニャンの熱さと若さが感じ取れました。
他の三銃士の渋さとバカさ加減がまたいい感じ。
アトス、かっこいい〜♪

オススメ度『三銃士』★★★★☆

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| 小説・エッセイ(海外作品) | 10:28 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
J・M・スコット『人魚とビスケット』
J・M・スコット『人魚とビスケット』 清水ふみ訳
東京創元社 創元推理文庫 2001年2月16日発行

1951年3月7日から2カ月間、新聞に続けて掲載され、ロンドンじゅうの話題になった奇妙な個人広告。
「人魚へ。とうとう帰り着いた。連絡を待つ。ビスケットより。」
広告主の「ビスケット」とは、そして相手の「人魚」とは誰か?
それを機に明かされていく、第二次大戦中のある漂流事件とは・・・?


人魚とビスケット (創元推理文庫)
人魚とビスケット (創元推理文庫)
J.M. スコット,J.M. Scott,清水 ふみ

普段海外文学って読まないんですが、
『桜庭一樹読書日記』を読んで、イッチョ翻訳モノに挑戦!と思って手にとってみました。
そして、面白かった!

“ビスケット”から“人魚”へあてた個人広告から始まるんですが、
これが導入となって、すっごく世界へと引き込まれました。
次第に解き明かされる海洋での生活・・・。
漂流生活はかなり辛かったですけどね。
海に囲まれた超小世界で、ギリギリに追い詰められた状態の人間模様。
イギリス人男性が2人、イギリス人女性が1人、混血の男性が1人。
今でもあるでしょうが、今より更に60年近く前で人種差別もさらに激しい。
通常は見下している黒人との混血の男は、
自分たちより力もあり、泳ぎも堪能。
彼らの追い詰められていく心が怖かったです。

でも、最後がよくわからなかった・・・。
このオチはなんなんだろう?
「なになに、どうなったの!?」と思って次のページを開いたら、
もう解説だった・・・ガーンッ!

オススメ度『人魚とビスケット』★★★★☆

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| 小説・エッセイ(海外作品) | 20:21 | comments(3) | trackbacks(0) | - | - |
エドモン・ロスタン『シラノ・ド・ベルジュラック』
エドモン・ロスタン『シラノ・ド・ベルジュラック』
訳者・・・辰野隆 鈴木信太郎
岩波文庫 昭和26年7月5日発行

剣豪で類いまれなる詩人であるシラノであったが、
彼の顔には大きすぎる鼻があった。
醜さゆえに恋するロクサアヌに思いを伝えられないシラノ。
そしてロクサアヌは美男の青年隊士クリスチャンに恋をする。
クリスチャンもロクサアヌを愛していた。
2人を取り持つため、シラノは恋文をつづる・・・。



8月30日に初日を迎えるメジャーリーグプロデュース公演『シラノ・ド・ベルジュラック』を観に行くので予習しなくては!と思い読みました。
シェイクスピアと一緒でバリバリの戯曲です。

それにしても読みにくかったぁ〜〜〜。
近所の図書館に『シラノ〜』は岩波文庫から出ている一冊しかなくて。
書庫に入っていたのを出してきて貰ったんですが、
ものっすごい黄ばみ方。黄ばんでいるというより茶ばんでいる・・・。
出版昭和26年、西暦に直すと1951年。
一応戦後ですけど、50年以上前。
文章が文語調なのはいいんですけど、
ひらがなが旧仮名遣いの上、今は使われていない漢字がゴロゴロ。
最初、「こりゃぁ読めるかなぁ」と不安になりました。
結局のところ面白く読めたんですが、
現代仮名遣い&漢字ならばさらに面白かったのではと。

物語は“愛”の物語です。

ロクサアヌは美しいクリスチャンに恋しているのか、
彼が書いた(本当はシラノが書いた)手紙に恋しているのか・・・?

恋愛小説きらいなくせにこういうのは好きだ。なんでだろ?
やっぱりシラノが一途な男だからだろうな。
ロクサアヌは可愛くってワガママな女ですが、
その破天荒ぶりが憎めません。
妙に行動力あるな〜と感心。
一番自分の心のままに行動しているのは彼女なんでしょうね。

お芝居観るのとっても楽しみです。
主演シラノは市川右近。
ロクサアヌに安寿ミラ。
そもそも今年の初めに安寿ミラ主演の『ハムレット』を観て、
それが私の中で大ヒットだったので見ることにした舞台。
ハムレットも1人が何役もこなす舞台だんたんですが、
今回も7人だけの役者で行なうそう。
場所は青山円形劇場。
まん丸の舞台で最後列でも5列までしかないどこからでも舞台に近い構造。
どこからも観客から観られているという緊迫の舞台です。
8月30日〜9月9日まで。
チケットはまだあるようですし、お暇な方はぜひ!とオススメします。
(観てなけど)絶対面白いと思うんだよな。

オススメ度『シラノ・ド・ベルジュラック』★★★★☆

【メジャーリーグ公式サイト】http://www.majorleague.co.jp/

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| 小説・エッセイ(海外作品) | 21:28 | comments(2) | trackbacks(0) | - | - |
シェイクスピア『ハムレット』
シェイクスピア作 野島秀勝訳『ハムレット』
岩波文庫 2002年1月16日発行

衛兵が立つ真夜中の見張り台に亡霊が現れる・・・。
それは弟に毒殺され、妃を奪われたデンマーク王。
王は息子ハムレットに復讐を迫る・・・。


ハムレット
ハムレット
シェイクスピア, SHAKESPEARE, 野島 秀勝

安寿ミラ主演の『ハムレット』を観に行くので予習してみました。
が、普通に読んでも面白いです、コレ。
まず、亡霊が現れると噂しあう衛兵たちがいい。
ぐっと物語の中に引き込まれました。
はじめの方は、なんせ戯曲なので会話形式に戸惑いを覚えましたが、
思えば私は本を斜め読みにするときって「」の中しか読まないんですよね。
だから結局同じこと・・・っていうか効率的かも。

初めて真面目にハムレットを読んだんですが、
(小学生のときカナメさん主演月組『PUCK』を観て、『夏の夜の夢』は読みましたが記憶が遠い・・・)
聖書の抜粋(?)が多いのと、実は結構下ネタが多いのに驚きました。
ヨーロッパの人っていうのは本当にキリスト教が浸透しているんだなぁと実感。
“死の美学”が生きる日本では考えられないことですが、
自殺を禁じるキリスト教では自殺するとお葬式もあげてもらえない、とか。
ページの下1/4くらいのスペースに注釈がついていて、
逐一ちゃ〜んと説明してくれるんですよ。
私は聖書の基本をほぼわかっている人間なんで(キリシタンではないんですけど)特にその必要はないんですが、あまり聖書に精通していない日本人にはとても有難い気がする。
でも、時々訳者(なんだと思う)の、
「・・・・・・・・に違いない」とか、
「・・・・・・か?」みたいな、
それ本当???と聞きたくなる注釈を書いた人の意見が書かれていて、
面白いやら、疑わしいやら(笑)
訳者によって言葉遣いも違うんだろうし、
読み比べてみても面白そう。

“4大悲劇”といわれるだけあって、
確かに楽しい話ではないんですが、
狂人(を演じている)ハムレットの言葉遊びや心情も興味深く、
現代の演劇にも通じている・・・というか基になんているんだろうなと思います。
あー、ミュージカル版『ハムレット』も楽しみ♪

オススメ度『ハムレット』★★★★☆

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| 小説・エッセイ(海外作品) | 21:36 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
マヌエル・プイグ『蜘蛛女のキス』
マヌエル・プイグ著 野谷文昭翻訳『蜘蛛女のキス』
集英社 1988年10月発行

ブエノスアイレスの刑務所の中で生まれた、テロリストとホモセクシュアルの男との、妖しいまでに美しい愛、巧みな会話体で綴る衝撃の話題作。

蜘蛛女のキス
蜘蛛女のキス
マヌエル プイグ, 野谷 文昭

映画『蜘蛛女のキス』を観終えてから数日、小説の方も読み終えました。
面白かったけど、哀しかったかな。

以下、ネタバレdown




モリーナはホモの男ってことになっているけれど、
彼は今でいう“性同一性障害”なんじゃないだろうか。
心は完璧に“女”なんだよね。
しかも結構封建的な女性像を持っている。
だから、映像のない小説を読んでいると時々“男同士”ということを忘れてしまうほど。
モリーナは最後、どんな思いで死んでいったんだろう。
バレンティンと心が通じて(身体もだけど)、幸せだったんだろうか?
彼女的(あえてこう書きます)には、小説の中でも少し出てくるけれど、
「好きな男のために自分から死んでいった」のかな。
「その方が映画のヒロインみたいに死ねる」から。

小説でも最後の最後に“蜘蛛女”が登場するんだけど、
“男を糸で絡め取る蜘蛛女”は結局、自分自身が一番絡め取られて身動きできなくなってしまっている・・・という風に思った。
それはモリーナ自身を象徴しているんだろう、たぶん。
読む人によって解釈が変わりそうだけど、私はそう思った。

この小説の舞台化ってどうやるんだろう?
もう何度も上演されている演目みたいだけど、
凡人の私にはサッパリ思い描けない。
でも、絶対観たい、観たい、観たい〜〜〜モゴモゴ

オススメ度『蜘蛛女のキス』★★★★☆

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| 小説・エッセイ(海外作品) | 10:37 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
ハワード・パイル『ロビン・フッドの冒険』
ハワード・パイル『ロビン・フッドの冒険』
講談社 少年少女世界文学館 1988年7月19日発行

小学生のとき夢中になって読んだロビンフッドを図書館で見つけた。
思えばこれが一番初めにハマった冒険小説かもしれない。
今回本を開いたら、まず活字がものすごくデカイのに驚いた。
ああ、小さかったんだなぁ自分…と妙に感慨深い。
しかも、そこかしこに注釈がついているのが笑える。
でも、読み始めたらそんなことは気にならなかった。

森の仲間を助け出したり、州長官をとっちめたり、王様の弓術大会で優勝したり。
とっても痛快!
特に、大会での決勝で、柳の枝を見事射抜くところなんかすごくドラマチック。

もう一つの見所、というかつい目が行ってしまうところは、
ロビンたちの食事風景。
鹿やきじのあぶり肉がなんとも美味しそう。
でも、一番食べてみたいのは鹿肉のミートパイ。
いいなあ…。
私も仲間に加わりたい!

ロビンフットは愉快な話っていうのが一般的だけど、
ロビンの最期はかなり悲しい。
恋人のマリアンにも先立たれてしまうし。
敵のだまし討ちにあったロビンはちびのジョンの腕の中で、
「やあ、見事な鹿だな、ちびのジョン。ここはなんて明るいんだ。
 マリアン、マリアン」
そう言って、息を引き取るのだけれど、きっとシャーウッドの森の中を元気に駆けまわている様子が最期、見えたんだろうな…。

オススメ度『ロビン・フッドの冒険』★★★★☆



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| 小説・エッセイ(海外作品) | 22:24 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
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