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宝塚雪組東京特別公演『心中 恋の大和路』
ミュージカル『心中・恋の大和路』〜近松門左衛門「冥途の飛脚」より〜
脚本・・・菅沼 潤 演出・・・谷 正純
《CAST》
壮一帆 愛加あゆ 未涼亜希 月城かなと 大湖せしる 香綾しずる 帆風成海 ほか


パンフレットで谷先生も書いていましたが、
いやはや、こんなダメンズが宝塚の主役だったことはないですよね。

色男、金と力はなかりけり。を地で行ってます主人公・忠兵衛さん。

一幕の幕切れのトチ狂い方が見事すぎて後半どうなっちゃうのか、というかこの人に少々でも共感できるのか不安を覚えました。
“再演を重ねる名作”なのだと思っていたんだけど・・・と。

まぁ、共感ができるから名作ってワケでもないのかもしれませんけどね。

結局、2人はお互いが身を引けばそれ程不幸にならずに生きていけたけれど、離れることが一番の不幸だったんだなぁと納得しました。
決して死にたかったわけではなく、2人で生きたかっただけなんだ。

忠兵衛が「死ぬことはいつでもできる」「生きるために歩いているんだ」って言うんです。
生活態度とか仕事ぶりとか、お灸を据えたくなる忠兵衛だけど、それだけは真実を見ていたんだ。

あゆっちの梅川はメチャクチャ依存体質で、この子絶対に幸せになれない系・・・と暗雲たる気持ちになったけど、苦界に堕ちて夢を見るためには仕方なかったのかな・・・。
廓を出て追われる身でありながら、梅川はすごく幸せそうで、うっとりとした笑顔に胸が締めつけられました。
忠兵衛の父親との会話も、流されて逃げたのではなく、
絶対にこの人から離れないと心に決めて一緒に来たのだという芯の通った女の強さがありました。

有名な雪山のシーンは圧巻でした。
えりたんもあゆっちも、壮絶で。
生きるために山に入ったのか。それとも、死ぬために山に入ったのか。
どちらかわからないけれど、生きる時も死ぬ時も一緒という約束を守るために2人で山に入ったのだと思う。

忠兵衛の友人、まっつ@八右衛門はいい男でした〜。
逃げるんだと、路銀と煎豆を渡して。
「どこからでもいいから生きていると便りをくれ」と言う八さまは涙なしには見れません。

追っ手に「どうせあの雪山は通り抜けられないから、2人を引き離して恨みを残すよりこのまま行かせてやってくれ」と語るのだけれど、本当は生きて山を越えて欲しかったんだろうな・・・。

その後の歌は、まさに絶唱
心情を載せて朗々と歌い上げる八右衛門の歌声の中、雪道を進んでいく2人。

雪山のセットがこれまた素晴らしくてね!
白い布を吊ってあるんだけど、これ考えた人天才かと思います!
演劇ならではの背景でありつつ、素晴らしい造形美を感じました。

他に気になったのは、番頭役のホタテくん
落ち着いたちょっと老け役ではあるんだけど、実直で真面目な番頭さんを堅実に演じていて、セリフもとても聞き取りやすく、ちょっと夏美ようさんを思わせるいい声なんですよね。
華やかさみたいなものはあまりないのかもしれないけど、すごく大きな戦力になるんじゃないかな。
大事にして欲しい!

宿衆たちの笹に小判つけて踊るとことか、飴屋や人形遣いに化けて追うシーンとか、それ端折っていいから、もう少し逃げたあとの大阪や廓の様子が知りたいなぁなんていうことは思いましたけど(笹がカゴに入って上がっていくとことか、妙にシュールなんですよ?UFOと交信してるみたいなんですよ?)、転換もスムーズだし、流れは良かったと思います。

宝塚では珍しく、カーテンコールがないんです。
(一応えりあゆだけ生き返ってお辞儀はしてくれるんだけど、顔が完全に死んでて、雪山に埋もれてしまうように去っていってしまうのです)
楽しかった〜♪と終われる話では全くありませんが、彼らの生き様死に様を目の前に突きつけられたまま、劇場をあとに出来ます。

大熱演、お疲れ様でした。


【2014,4,20追記】拍手からコメント下さった方へ
>ま*さん
逃げ出してからの後半、何気に長いんですよね〜。
お祭りでおみくじ引いて凶が出て木にくくりつけるところが、かすかな幸せ感があって好きです。でも忍び寄る不吉な影・・・。
汝鳥伶さんは、本当に役者さんですよね。
私もあの場面、素晴らしかったと思います。あゆちゃんも窓から見えるえりたんも共に素晴らしかった!

みつるくんのお茶会にいってらしたんですね!
それはレポが楽しみ(*´∀`*)
ブログ完成のご報告お待ちしておりますよ〜♪

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| 宝塚歌劇団(観劇感想*雪組) | 21:10 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |









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