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皆川博子『死の泉』
皆川博子『死の泉』
早川書房 ハヤカワ・ミステリワールド 1997年10月20日発行

第二次大戦下のドイツ。
私生児をみごもりナチの施設“レーベンスボルン”の産院に身をおくマルガレーテは、不老不死を研究し、ボーイソプラノに異常なまでに固執する医師クラウスの求婚を承諾した。
しかし、激化する戦火の中、マルガレーテはやがて狂気を帯びていき・・・。


死の泉
死の泉
皆川 博子

この間読んだ『伯林蝋人形館』の帯に、
“死の泉から9年”という言葉があったため、
大作だったのかな〜と思い手に取ってみた。

どっちが面白かったかっていうと、私は『伯林蝋人形館』かも。
どちらも戦時下のドイツをあつかった小説で、暗く退廃的で幻想的なのはかわらないけれど、謎解き的には『伯林〜』の方が読んでいて面白い。
しかし、最後まで「???」と思うのは『死の泉』。
さっき読み終わったんだけど、わかったようなわからないような・・・。
このミステリアスなままの終わり方は少し恩田陸とも似ているような気がする。

本書としては、前半部分の産院でのマルガレーテのお話がやや長い。
・・・というか、後半がテンポが早すぎるのか?
最後、少しあっけなく思ってしまった。
そして、後半登場するゲルトとヘルムートの存在価値がイマイチ不明だった。
主軸とあまり関係ないのでは・・・と思ったり。

もう一回読み返せば理解できるところも増えると思うけれど、
段組みになった分厚い小説をもう一度読むのはかなりの体力が・・・(笑)

けれど、なんとも不思議な香りのする皆川博子の小説は、
現実と全く関係なく楽しめ、その世界観にどっぷりと浸れてハマってしまう。
さて、次はどの作品を読もう!

オススメ度『死の泉』★★★★☆

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| 小説・エッセイ(皆川博子) | 23:35 | comments(2) | trackbacks(1) | - | - |
先日は、コメントありがとうございました!
皆川作品、他のものも読んでみようかと思っていたので、tomekitiさんが読まれてより面白かったという『伯林蝋人形館』(タイトルからして濃厚な雰囲気)、非常に気になります。

ゲルトとヘルムートの存在価値・・・・物語全体としては確かに不明ですね。とはいえ、私はついついそこを心のオアシスとしてしまっていました。



| 靄 | 2007/04/13 12:34 PM |

>靄さん
わざわざこちらにもコメントありがとうございます。
『伯林蝋人形館』はかなり濃厚でオススメです。
ゲルトとヘルムートが心のオアシスになった靄さんならきっと楽しめると思います(笑)
ぜひ感想をお聞かせくださいね(>_<)
| tomekiti | 2007/04/13 11:23 PM |










http://j.pop.lolipop.jp/trackback/530999
皆川博子【死の泉】
ものすご〜〜〜〜〜〜〜〜く長いです。しかも2段組。 ものすごく大ざっぱにまとめてしまうと、復讐譚というのかな。 出てくるのはナチスドイツだったり、美声を持つ双子の兄弟だったり。 それと、表紙が2枚に奥
| ぱんどら日記 | 2007/04/30 12:30 PM |
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