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絲山秋子『エスケイプ/アブセント』
絲山秋子『エスケイプ/アブセント』
新潮社 2006年12月20日発行

闘争と潜伏にあけくれ、20年を棒に振った「おれ」。
だが人生は、まだたっぷりと残っている。
旅先の京都で始まった、長屋の教会での居候暮らし。
あやしげな西洋坊主バンジャマンと、遅れすぎた活動家だった「おれ」。そして不在の「あいつ」。
あきらめを、祈りにかえて生きるのだ。
―いつわりと挫折の日々にこそ宿る人生の真実を描く傑作小説。


エスケイプ/アブセント
エスケイプ/アブセント
絲山 秋子

絲山秋子の小説は「だからどうしたんじゃー!?」というものばかりな気はするけれど、この人の文章好きだなぁってしみじみ思う。

今回は60年代に生まれ闘争にあけくれた男が40歳になり、
ようやく真っ当な仕事につくことになって、それまでの一週間をぶらりと出掛けた旅先京都で過ごす、というもの。
そこで出会うのが長屋の教会で説教をする神父バンジャマン。

40男の主人公が神様に祈るシーンがある。
「神様よ、人の罪なんか聞くより、むしろ応援しろよ。あんたの作った人類のことをよ」
なんかよくわからないんだけど、ジーンとくる絲山文章。
すーっと入ってきて心地よい。
でも、「なんなの?」と聞かれるとわっかんない。

主人公は一般的には無駄に見える人生を送ってきて、
本人も有意義だったとは思ってなくて、
ただ今は姪っ子かわいさに妹の保育所を手伝おうとしている。
これからの人生だって有意義という保障は全然なくて。
結局どこへ向かうのかわからず人は生きていく。

絲山さん、うまいなぁ。

オススメ度『エスケイプ/アブセント』★★★★☆

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| 小説・エッセイ(絲山秋子) | 13:07 | comments(4) | trackbacks(4) | - | - |
こんばんは!!
うまいんですよね、こういうふらっとした人間書くのが・・。ああ。私もそうやなあ・・とか思って、それが心を不思議に落ち着かせる。
わからないままに、何かが残る。小説って、そこがいいですよね♪
| ERI | 2007/06/09 11:19 PM |

>ERIさん
そうですねー。
>わからないままに、何かが残る。
確かに確かに。
でも絲山さんの作品って感想が書きにくいですよね(笑)
| tomekiti | 2007/06/10 10:31 AM |

こんにちは。
そうなんですよ!「だからなにっ!?」と思うものの、なんだかその世界から離れがたいような、心に残る感じで・・・。上手く言えないんですけどね^^;
神様に祈るシーンは印象的でした。
| すずな | 2007/11/24 9:54 AM |

>すずなさん
えへへへ〜。
せっかく本ブログなるものをやっているので、もっとうまく感想がかけたらなぁとは思いますが・・・精進します・・・。
でも、色んな本を読めて心に残るので「まあいいかな」とも思ってしまいますね。
絲山さんの小説も読破したいですね!
| tomekiti | 2007/11/24 4:30 PM |










http://j.pop.lolipop.jp/trackback/579880
エスケイプ/アブセント 絲山秋子 新潮社
昨日は、青春のロードムービー。 今日は、中年の旅の話。どっちが胸に沁みるか。 この正臣という、オジさんのする空っぽな旅の手ごたえが、なんだか 心に染み渡る。ああ、私も同じように空っぽだあ、って思うと、なんだか ほっとする。お互い、空っぽだねえ、って。
| おいしい本箱Diary | 2007/06/09 11:15 PM |
「エスケイプ/アブセント」絲山秋子
タイトル:エスケイプ/アブセント 著者  :絲山秋子 出版社 :新潮社 読書期間:2007/05/07 お勧め度:★★★ [ Amazon | bk1 | 楽天ブックス ] 闘争と潜伏にあけくれ、20年を棒に振った「おれ」。だが人生は、まだたっぷりと残っている。旅先の京都で始まっ
| AOCHAN-Blog | 2007/06/14 10:59 PM |
エスケイプ/アブセント(絲山秋子)
これ、すっごく感想が書きにくい。・・・ってか、書けない;;;
| Bookworm | 2007/11/24 9:49 AM |
エスケイプ/アブセント 絲山秋子
エスケイプ/アブセント ■やぎっちょ書評 絲山さん久々です。 いきなりクライマックスからですが、本当なら和臣の物語をもっとぐーっと書いて、第3部で2人が会うかどうかすれ違うのかっ!という展開が正しい小説のあり方?だと思うんだけど、ここで終わる絲山さんが
| "やぎっちょ"のベストブックde幸せ読書!! | 2008/01/14 10:42 PM |
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