PROFILE
SELECTED ENTRIES
CATEGORIES
ARCHIVES
LINKS
BlogPeople
あわせて読みたい


04
--
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
--
>>
<<
--
タグふれんず

多趣味が趣味♪

読んだり☆観たり☆感じたり☆
三浦しをん『神去なあなあ日常』
三浦しをん『神去なあなあ日常』
徳間書店 2009年5月31日発行

高校卒業後はふらふらと生きていこうと思っていた平野勇気は、
突然三重県の山奥の村に送られる。
待っていたのは、林業と野生児の先輩と美人!?
しかも村には秘密があって・・・。


神去なあなあ日常
神去なあなあ日常
三浦 しをん

今度は林業に挑戦だ〜!

いろいろなネタから物語を搾り出すってすごいなぁ。
多少花粉症の気がある私としては、なんであんなに針葉樹ばっかりの山を作ってしまうんだろう・・・という疑問があったんですが、
林業従事者の山への熱〜〜い想いが伝わってきました。

ただ横浜生まれ横浜育ちの主人公が1年であんなに山を愛するようになった遍歴がちょっと良くわからなかったかな。
それはひとえに“恋”なのか・・・?
でも、それだけじゃないんだろうし。
もちろんエピソードは描かれているんだけど、弱いかなーと。
お話が細切れな感じを受けたのも残念。

オススメ度『神去なあなあ日常』★★★☆☆

web拍手 by FC2

| 小説・エッセイ(三浦しをん) | 20:44 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
三浦しをん『ビロウな話で恐縮です日記』
三浦しをん『ビロウな話で恐縮です日記』
太田出版 2009年2月5日発行

ビロウな話で恐縮です日記
ビロウな話で恐縮です日記
三浦しをん

しをんさんのエッセイ出たー!!!
と思ったら、ネットでアップされていたしをんさんのブログでした。

どこにも“三浦しをん”と書いてなくて、
でも読めば読むほどしをん節のブログ。
ナゾ〜〜〜?と思っていたら、書籍化するためだったんですねー。

三島由紀夫が日記なのに「ビロウな話で恐縮だが・・・」と書いたらしい。
日記なのにも関わらず!!!(笑)
実は私も1年ほど日記を書いたことがあるんですけど、
確かに誰かに語りかけている気がする。
日記たりとも人の目を意識せずにはいられないのだ・・・。
ブログの日記なんてその最たるものですよね。
(公開しているのだから当たり前ですけど)

しをんさんの文章は相変わらず面白い。
特別大きな事件があるわけでもないのに、
それが笑えるネタになるのだ(ネタがない日は書かないのだろうけど)。

ちなみに「おおおーー」と思ったのは“ドリームキャラ問題”。
基本男性作家が書く女性キャラ、女性作家が書く男性キャラはドリームである、というもの。
私もかなーり同意する。
そこにはお互いにどうしても超えられない性別の壁があると思うのだよ。
しかし「異性を性愛の対象として見ることを前提として生きている男性作家(または女性作家)が描く異性キャラにはドリームが入る」という新設が・・・。
外側の形からは見えない性別って確かにありますもんね。
私たち(とひとくくりには出来ませんが)には知らず知らず、恋をする相手は異性だという思い込みがあると思うんです。
だって好みのタイプを聞く場合、まず「男の子が好き?女の子が好き?」とは聞かないですもんね。
不思議といえば不思議かも・・・?

なんか脱線しましたが、とにかく大多数の人々が描く異性キャラにはドリームが入るんですよー。
でもそれを否定しない。
だって小説とか漫画とか、こんなときばっかりは夢見たいもんねぇ。
まさしく“ドリーム”!!

あと思ったのは、しをんさんがこのブログを書いているとき、
先日読んだ、暗〜〜〜〜い小説『光』を書いている模様。
ありゃぁ大変だったと思いますよ。
鬱々してしまいそ〜〜〜〜。

オススメ度『ビロウな話で恐縮です日記』★★★★☆

web拍手 by FC2

| 小説・エッセイ(三浦しをん) | 21:28 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
三浦しをん『光』
三浦しをん『光』
集英社 2008年11月30日発行

美しく小さな美浜島は突然の天災に見舞われた。
生き残ったのは大人3人と子供が3人だけ。
中学生の信之は共に生き残った美花のため罪に手を染める。
二十年後、信之の罪を知るもう一人の生き残り輔が彼の前に現れた・・・。


光

三浦 しをん

人間の黒い部分が詰まった作品でした。
苛立ちや独占欲、焦燥感、嫌悪感・・・。
読んでいて気がめいってくることもしばしばで、
好きな系統の話ではないけど、ある意味すごい作品でした。

突然の天災によって家族も住む場所も奪われた
主人公の信之の話は極端だけれども、
気分っていうのは一定ではなくて、
波のように訪れては引いていくものだから、
同じ人間なのに、平和を愛しつつ家族を愛しつつ、
それでも心に闇を抱えて生きている人っていっぱいいると思う。
そんな人間の心の裏と表を上手く描いていると思います。

でも、ホントに落ち込んでいるときに読むと、
どこまでも落ち込んでいってしまいそうな物語なので要注意です(爆)
最後は、ほんの少しだけ光が見えたのかなぁ?

オススメ度『光』★★★☆☆

web拍手 by FC2

| 小説・エッセイ(三浦しをん) | 17:11 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
三浦しをん『悶絶スパイラル』
三浦しをん『悶絶スパイラル』
太田出版 2008年1月13日発行

悶絶スパイラル
悶絶スパイラル
三浦 しをん

しをんさんの最新エッセイ出ました!
もちろん「出ました」と言っても、
買わずに図書館の入荷待ちをしていたんですけど、
出版から2週間で手元に届くとは、
相変わらずいい仕事してますね〜感謝感謝

今回も居間で大爆笑して家族に不審がられてしまいましたが、
面白かった〜〜〜てれちゃう

えび天ネタに・・・・・腹がよじれる程笑いました。

エッセイの他に、“なんでもベスト5”ってのも開催。
王道の“泣ける漫画”から、“理想のヒーロー”“理想のヒロイン”“ダイエットを決意した瞬間”などなど。
しをんさんの理想のヒーロー第1位は『アラベスク』よりユーリ・ミロノフだそうです。
ミロノフ先生か〜〜〜私にとってはちょいと厳しい男だな。
暴言吐きまくりだから(笑)
私的には、『ベルばら』のアンドレか、『ときめきトュナイト』の真壁くんか、『姫ちゃんのリボン』の小林大地か・・・。
はははははん、こんなこと言ってるとマジメに結婚できないでしをんさんのお仲間になっちゃいそう(爆)

ちなみに“理想のヒロイン”は『ベルばら』からオスカル様をチョイス!
しをんさんナイス〜〜〜〜〜イケテル
「あれ、オスカルさまはむしろ、ヒーローかしら・・・」
って言ってますが、いえいえいえ、オスカルは誰がなんと言おうとヒロインです!!!
だって乙女だもん!!!

昨日ヅカ版の録画を観て、さらにこんなの読んじゃうと、
またあの壮大なドラマを読み返したくなっちゃうな〜〜〜。
セリフ暗記するほど読んでるのに、読むとまた泣く。
黒い騎士が出てくるあたりから読み出すのが定石なんだけど、
もう泣きっぱなし(笑)

って、今日はベルばら語りではなかったんだっけ。

しをんさん、ネットでこんな日記もつけているようです。
【ビロウな話で恐縮です日記】
こちらも面白いのでドーゾ!

オススメ度『悶絶スパイラル』★★★★☆

【ブログ内関連記事】ベルばら関連
 ・宝塚雪組公演『ベルサイユのばら−オスカル編−』
 ・ソフトバンクに“ベルサイユのばら”モデル!?
 ・宝塚星組公演『ベルサイユのばら−フェルゼンとマリーアントワネット編』
 ・WOWOW&BS2の今後のヅカ放送!
 ・コムカル×あさドレの今宵一夜。

web拍手 by FC2

| 小説・エッセイ(三浦しをん) | 14:04 | comments(4) | trackbacks(2) | - | - |
三浦しをん『仏果を得ず』
三浦しをん『仏果を得ず』
双葉社 2007年11月25日発行

文楽の太夫を目指す健は、超わがままなお師匠銀太夫(人間国宝)の元で日夜修行の日々。
そんなある日、堅物と評判の三味線・兎一郎と組むようにというお達しが出て・・・。
若手太夫の熱き青春物語。


仏果を得ず
仏果を得ず
三浦 しをん

「こいつは『あやつられ文楽鑑賞』も一緒に読めってことですね、しをんさん!」
ってな感じで、以前そちらのエッセイ&解説本を読んでいたのでなんとか理解ができました。
だって、文楽ってどうゆう芸能か全然わかってないと読みづらい。
そして、『女殺油地獄』と『仮名手本忠臣蔵』の内容も多少理解していないと難しい。

ストーリーは簡単にいえば、稽古に励む健太夫の日常を描いた成長物語です。
あんまり山場もないかな〜?
強いていえば、あたり前だけどラストか。
私も芝居の裏方として旅回りをしていたからわかるんだけど、
そんな期待されるほどドラマなことって起こらないんだよね。
ちょっと珍しい体験だし、小説にならないかなと思ったことはあったけど、
逆に仕事一色の生活で他のエピソードを入れる余白がないといいますか。

と言いつつも、文楽の物語と小説の物語がリンクしていて、
なかなか面白く読ませてもらいました。

読み終わったら劇場へ。
帯にそんな言葉があったけど、
やっぱり一度はナマの文楽を見てみたいな。
でも、朝から晩まで行なわれるという文楽。
腰が痛くなりそうだわね・・・。

オススメ度『仏果を得ず』★★★☆☆

web拍手 by FC2

| 小説・エッセイ(三浦しをん) | 17:34 | comments(4) | trackbacks(3) | - | - |
三浦しをん『夢のような幸福』
三浦しをん『夢のような幸福』
大和書房 2003年12月25日発行

人気作家の愛と情熱と勘違いに満ちた日常を見よ!
ノンストップな爆裂エッセイ。


夢のような幸福
夢のような幸福
三浦 しをん

しをんさんのエッセイ。
図書館になかったのでちょいと読むのが遅れてしまいました。
なので他館から取り寄せてもらいました。←それでも購入はしない私。

相変わらずのテンポの良さでつづられたエッセイ。
内容もおかしいんだけど、このノリツッコミ(?)のテンポが好き。
それほど人生においてエッセイって読んでこなかったのだけれど、
他の人も面白いのかしら?
それともしをんさんは特別なのかしら?
その辺は良くわかりませんが。

映画や漫画、本に対してのツッコミも冴えています。
その作品を熱愛する人が読んだら怒るだろうけど、
私は「ヒーヒー」笑いました。
名作と名高い『嵐が丘』ってそんな話だったのか!?とか。
まるでストーカー。そして復讐の鬼、しかもものすごい長期計画の。
でも、ヒースクリフの熱い思いに打たれ魔法にかけらた読者は、
彼の逸脱した行為にも「なんて情熱的なの、ヒースクリフ!!」で済んでしまう・・・らしい。
でも「眠くても一気に読めちゃう」そうなので、面白いようです。
しかし、これだけ読むととてもうっとりとヒースクリフを見ることはできないよ(爆)

他にもいつも通り死国のYちゃんとバクチクのライブに行ったり、
友人の結婚式に出たり、旅行に行ったり、弟に「ブタさん」と呼ばれたり。

また新しいエッセイ出ないかな、と思うわけです。

オススメ度『夢のような幸福』★★★★☆

web拍手 by FC2

| 小説・エッセイ(三浦しをん) | 14:34 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
三浦しをん『妄想炸裂』
三浦しをん『妄想炸裂』
新書館 2001年7月10日発行

妄想炸裂
妄想炸裂
三浦 しをん

『風が強く吹いている』の元ネタ、ここに発見せり!!
やっぱり『風が〜』は元々はホ○設定があったんだなぁ・・・(超納得)

内容、かなり酷似してますもん。
舞台は弱小陸上部だし、
主人公の名前は走(かける)だし、
ブレーン的なマネージャーは怪我のために走れなくなった元ランナーだし、
部員は10人ぴったりしかいないし。
数え上げればキリがない。

でも、裏設定(?)として、あちらこちらで恋の花が咲く。
もちろん、走とマネージャーはできている。

純粋に『風が〜』に感動した人には、この元ネタは読ませちゃいけないな。
卒倒した後、激昂するかもしれない(笑)

他にも、相変わらずマンガへの愛を暑苦しく語り、
何故か三味線をかきならし、盆栽をちょっと若者ぶってサイボンと呼び、
薄闇に止まる車の中に若い男が2人でいるのを目撃し鼻息を荒くする。

いつも通りのしをんさん。
今回も笑わせてもらいました。
ありがとう、姐御!

オススメ度『妄想炸裂』★★★★☆

web拍手 by FC2

| 小説・エッセイ(三浦しをん) | 20:43 | comments(1) | trackbacks(1) | - | - |
三浦しをん『あやつられ文楽鑑賞』
三浦しをん『あやつられ文楽鑑賞』
ポプラ社 2007年5月30日発行

「この本は、文楽鑑賞のド素人であった私が、いかにしてこのとんでもない芸能にはまっていったかの記録である」by三浦しをん

あやつられ文楽鑑賞
あやつられ文楽鑑賞
三浦 しをん

文楽というものをイメージでしか知らなかった私は、
人形って3人で動かしてたのか!
セリフってひとりの太夫が舞台の端で喋ってたのか!
隣りには三味線がひとりしかいないのか!
とか、驚くことがいっぱいでした。

いつもの調子で三味線(を弾く人)・人形(つかい)・太夫にもインタビューしたり、有名どころの『仮名手本忠臣蔵』や『女殺油地獄』を主観を超交えつつ解説したり。
特に物語の解説は面白かったですね。
『忠臣蔵』は今では武士の美学って感じで出回っていますが、
文楽ではどうやらその忠義よりも、その忠義ゆえに苦境に追い込まれた人々の心情にスポットが当たっているようです。
しかし、しをんさんもツッコミまくっているけど、
みんな考え方が早合点というかなんというか・・・。
短慮の親玉はもちろん殿中に及んだ浅野内匠頭なんだけど、
上司が上司なら部下も部下!?という感じで、
誤射して人を殺してしまった奴は財布奪って逃げるし、
婿殿のために娘は身売りしちゃうし、
遊郭で再会を果たしは兄は妹を一瞬にしろ殺そうかと考えるし、
いいからみんな落ち着いて!って(笑)

『女殺油地獄』のしをんさんの考察はまた鋭い。
簡単なあらすじは、金に困った近所の不良が顔見知りの商家に押し入ってその家の奥さんを殺し金を奪って逃げる、というもの。
しかし何故、不良青年は常から気を掛けてくれた若奥さんを刺したのか?
殺人の動機、言葉に出来ないモヤモヤ自身が舞台上に充満しているように感じたそうだ。
私はこの芝居は題名だけしか知らなかったのだけれど、
細かく解説してくれるし、注釈もつくし、とても興味深く読めました。
一番この話を見てみたいと思ったな。

文楽、初チャレンジしてみようかな!

オススメ度『あやつられ文楽鑑賞』★★★☆☆

web拍手 by FC2

| 小説・エッセイ(三浦しをん) | 18:36 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
三浦しをん『きみはポラリス』
三浦しをん『きみはポラリス』
新潮社 2007年5月20日発行

“恋愛”をテーマにした短編集。

きみはポラリス
きみはポラリス
三浦 しをん

図書館で読む本すべてを借りまくっている私だが、
新品の本を一番に借りられるととってもうれしい。
まだ誰もめくっていないページに挟まれた本の紐(しおり)が、本の下から出ずに折りたたまれたままペッタンコになっているのを見るとシメシメ(にやり)と思う。
そんな状態で借りたしおんさんの最新刊。

さて、なんとテーマは“恋愛”だそうで。
大丈夫ですか?とちょっと心配。←失礼?
しかし、やはりテーマは“恋愛”でもそのまま書くわけがなく、
なにやら系統の違うお話が読めて面白かったです。
本の題名の“ポラリス”“北極星”だそうです。
でも『きみはポラリス』っていう題名の短編があるわけではなく、
かといって短編各々に北極星は出てこず、これはどこから来たんだろうと考えてしまった。
北極星といえば、唯一動かない星。
でも、恋心なんて友情以上に動くものだし、恋人だってそうだ。
そして、「一生あなたを好きでいる」という話ばかりでもなかったし。
11本の短編の中で、星座が出てくるものが一本だけある。
それは『冬の一等星』というお話。
その中に、
 夜空を照らす、ほの白い一等星のように。
 それは冷たいほど遠くから、不思議な引力をまとっていつまでも私を守っている。

という一節がある。
太陽や月ほどでは決してないけれど、
それぞれの人に何故か惹かれてしまうその人だけの小さな星がある・・・ということだろうか?

しをんさんが愛してやまないBLネタも多少ありました。
ちょっとニヤニヤしちゃったよ(笑)
でも、普通の恋愛じゃないシチュエーションを求め、
あれやこれやと相当頭を捻ったんじゃないかと思います。
なので、こんなお遊びも少しは入れてもいいよね。
読者サービス&作者サービスってことで。

オススメ度『きみはポラリス』★★★☆☆

【2007年6月16日追記】
『ダ・ヴィンチ』で発見しました。どこから“ポラリス”がきたのか。
しをんさんはインタビューの中で、
「心の中に輝く星があって、それが恋愛なら幸せなことだろうなと思って」と言っていました。
私ってば深読みしすぎ!?
でも、何故“ポラリス”なのかと国語のテストみたいに読んだ人に見解を書いてもらったら幾通りも答えが出てきて面白いだろうな。

web拍手 by FC2

| 小説・エッセイ(三浦しをん) | 21:30 | comments(6) | trackbacks(4) | - | - |
三浦しをん『ロマンス小説の七日間』
三浦しをん『ロマンス小説の七日間』
角川文庫 平成15年11月25日発行

あかりは海外ロマンス小説の翻訳を生業とする、28歳の独身女性。
恋人の神名と半同棲中だが、会社を突然辞めた神名が帰宅。
不可解な彼の言動に困惑するあかりは、あたり前のハッピーエンドを迎えようとする中世騎士と女領主の恋物語に思わず自分のささくれ立つ気持ちをぶつけてしまう。原作を離れ、どんどん創作されるストーリー。
現実と小説の二つの物語は果たしてどのような結末をむかえるのか・・・。


ロマンス小説の七日間
ロマンス小説の七日間
三浦 しをん

しをんさんの小説はたぶんこれで全部読了。
図書館に置いてなかったので読むのが一番最後になっちゃいました。

あかりと恋人の神名は5年も続いている熟年カップル。
そんなところへ神名の「俺、会社辞めてきちゃった」発言と、
近所の居酒屋での顔なじみまさみちゃんの神名への気になる態度に
もやもやが溜まったあかりが出た行動は、
翻訳していたロマンス小説をとんでもない方向へストーリーを曲げてしまう・・・ということ。

海外のロマンス小説なんて読んだこともないけれど、
あかりが度々突っ込む内容は「はは〜ん」と納得でき笑える。
確かに大したキッカケもなく彼らはケンカし、
最後にはハッピーエンドを迎える・・・と思う。
読んだことないのにそんなこと言っていいのかとも思うけど、
でもそんなイメージがある。
それも悪くないが、苦笑を禁じえない気持ちもかなりわかる。

劇中劇とまでは行かないけれど
(そこまで小説の内容と現実に起こる出来事にリンクがないので)、
小説と現実の物語が交互に繰り返させる仕組みは面白い。
いまひとつ恋愛モノが好きでない私にとっても、
原作よりもあかりが暴走してつづった物語のほうが好きだ。
そして正統派騎士ウォリックより、ニヒルなシャンドスの方がメッチャ気になる!
あかり、趣味が合うね!って感じ。

ストーリーも甘くなりすぎず、希望がないわけでもなく、まずまず。
だけど、あとがきが一番面白かった!っていうのは・・・(笑)
靴下の穴の話で笑い死にしそうでした。
やっぱりしをんさんのエッセイはピカ一なのだと実感。
どこまでもついて行きますぜ、姐御!!

オススメ度『ロマンス小説の七日間』★★★★☆

web拍手 by FC2

| 小説・エッセイ(三浦しをん) | 16:40 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
RECENT COMMENTS
RECENT TRACKBACK



blogram投票ボタン
フィードメーター - 多趣味が趣味♪



syumi
楽天バナー
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
レンタルサーバーに独自ドメイン
SEARCH THIS SITE.
OTHERS